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第２７話 「免停メンテ 免停短縮への道」
（作成：２００６年９月５日 改訂：２００６年９月８日）
（TEXT & PHOTO : なりきんボブ / E60-530i）
先日受講した講習ですが、本来二日連続で受けなければいけないところを受講できずにおりました。
えぇ、もちろん会社の休みの都合ですが（涙）。
ちなみに余談ですが皆さんの今年の夏の思い出は？
私は７月に
「８月の休みは６日とって良い」
と言われておりました。
例年ですと会社からは５日休みをとっても良いと言われるのですが、気持ち遠慮をして支店内で交代で４日休みを取っておりました。
去年よりも会社の経常利益は落ちているのに６日？と思いつつちょっと浮かれていました。
「この夏に免停だし、フルに６日はまずいよな〜。百歩譲って４日くらいにしとくか？」
などどのんきに考えていたんです。７月の末までは。。。
しかしよく聞くと夏休みを６日ではなく
「８月の休みを合計で６日とって良い」
と言うことだったのです。
私の会社の休みは週休一日（今時にかよ！）、今年の８月は５週間。
と言うことは・・・・・・実質夏休みは１日！（涙）
はい、那須に１泊２日で出かけてあっけなく終わりました。
もうこの会社、辞めようかな。。。
ま、そんな内輪ネタはどうでもいいですね？
免停の話に戻ります。
講習２日目を受講する前日の事です。
いつもよりも休みなのに早起きしなければいけないやるせなさ（もちろん自分が悪いのですが）といつもよりも
早く寝たいが寝られないであろうと言う不安で、一人で飲み始めました。
家だと飲みすぎても平気ですし、一週間の仕事を終えた開放感でついつい飲みすぎちゃいました。
翌朝、起きると酒臭い・・・・・・自分が。
３０歳を過ぎてから、飲みすぎると朝になっても酒が体から抜けなくなってしまいました。
加齢臭が漂い始めるのも時間の問題か・・・・・・！
悲しいものであります。
横で埴輪のように口をあけて寝ている嫁を起こさぬようにベッドを抜け出し、一人出陣の準備をします。
家を出て駅まで自転車で向かうとき、気がつくと
「エッサ、エッサ、ホイサッ、ホイサッ！」
と口ずさんでいました。
俺は飛脚か！と自分を突っ込みつつ自転車置き場へ。。。
余談ですが、最近は自転車を止めるのもお金がかかるんですね。
庶民の足も、タダでは止めて置けないのですね……。
中国でこんなことをしたら、提案をした人は「自転車で市中引き回しの刑」なんかにされちゃうんじゃないでしょうか。。。
あ、流してください。
私の妄想ですから……（笑）。
海浜幕張の駅に着き、またバスに乗り免許センターへ。。。
酒の残っただるさで、前回ほど周りに誰がいるかは気になりませんでした。
今週技能考査で運転をさせられたら、酒気帯びで免許を戻してもらえなかったかもしれません。。。
手続きを済ませ、教室？に入ります。
二日目の講習はこんな流れです。
午前
講義（テキストを基に二部に分かれて）
午後
筆記試験（この結果で短縮日数が決まる）
ＶＴＲ視聴
免停後の説明
午前中は二部に分かれて、二人の講師の方にテキストを基に講義をしてもらいます。
昼休みを挟んで、試験。
４０問を２０分で解くという、ちょっと無理そうな設定であります。
私は昼の間は免許センターの外で食事をし、始まる１５分前に教室に戻っていました。
教室に戻ると……なんと全体の２／３くらいの人が既に座っています。
「お、俺は遅刻したか！？」
と一瞬思いましたが、皆さん試験対策でテキストについている問題集をやっていることが判明。
私はと言うと何故か絶対に受かる自信があったので、このメンテのために一日目と二日目で何をやったかのメモを取っておりました（笑）。
そして試験。
二日連続で受講している人の解答用紙はマークシート。
間が開いて受講した人の解答用紙は何故か手書きと言う差別を受けます。
さらに、人によって試験問題が違うこともあるらしい。
カ、カンニング対策？
私は連続受講ではなかったので、やはり手書きでした。
回答は○×の記入だけなのですが、マス目の中に小さく書くと当たっていても不正解とみなす。
はみ出ていいから大きく書け、との事。
それは人としてどうなのか？と思いつつ馬鹿みたいに大きく記入をしていきます。
制限時間は２０分ですが何故か７〜８分で終わってしまい、見直しをしていました。
すると背後から近づいてきた教官が私の斜め後ろで立ち止まっています。
「お、俺はカンニングはしてないぞ！？」
と思うのもつかの間、通り過ぎながら声にならない声で一言つぶやいていきました。
「すばらしい！」
それを聞いたときに「もらった！」と確信しました（笑）。
ちなみにこのテストの結果によって免停の短縮期間が決まります。
採点結果により優・良・可と分けられ、３５〜４５日の短縮が決まります。
私の場合、（準備はしていませんが）なんとしてでも優をとって４５日の短縮をしなければいけませんでした。
私がオービスを光らせた報告をしてから会社の規約が変わったんです。
以前は「免停・面取りのものは基本給から１万円の罰金とする」となっていたのですが、
「免停・面取りのものは基本給から３万円の罰金とする」となったのです。
私の会社は６月決算なのですが、そういう問題ではなくて私の給料を減らすために決められた規約の気がしてなりません（汗）。
私は８月１７日から免停なのですが、４５日免停に短縮になると９月末で免停が終わるのです。
それで私は何が何でも４５日の免停で終わらせたかったのです。
結果、テストの結果は「優」で４５日の短縮。
無事に？９月末までの免停となりました。
ちなみに受講者（２６人くらい）は全員「優」だったそうです。
あぁ、俺ってどこにいても月並みな奴。。。
また悲しいＶＴＲを見せていただいた後に「どうやって免停期間あけに免許証を受け取るか」の説明があります。
千葉県は自分の住所の管轄の警察署で受け取るようです。
私は９月３０日までの免停なので、１０月１日であれば受け取れるとのこと。
免許を受け取れる日が土・日・祝日になるときは事前に連絡を入れておかないと受け取ることができないそうです。
ちなみに東京とは免許証の変換は免許センターのようですね（私の部下がそうでした）。
免許センターで受け取る場合は受け取る日が土・日・祝日の場合、その前日に受け取れるようです。
それだとわずかですが免停期間が短縮になりますよね……！？
そんなこんなで無事に免停は４５日に短縮できました。
ちなみに５０キロオーバー以上の違反の場合、警察に出頭しても切符は切られません。
私がはじめて切符を見たのは検察庁に出頭をしたときです。
そこで始めて切符へのサインもしました。
（詳細は忘れましたが、５０キロ以上の超過は「違反」ではなく「事件」となるから、と説明されました）
その切符は裁判所（私の場合は簡易裁判所）に送られ裁判となり、判決が出てから自宅に送られてくるのだそうです。
皆さんお気づきですね？
私、すっかり犯罪者になっていました……！
皆様、くれぐれも道路交通法を守りましょう……。
（え、「お前には言われたくない」ですって？）
免停があけるまでは、まだ長いであります。。。
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