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第２６話 「メンテ初！？ 免停メンテ」
（作成：２００６年９月４日 改訂：２００６年９月５日）
（TEXT & PHOTO : なりきんボブ / E60-530i）
すっかりご無沙汰しております。
実は私、６月のオービスの件で免停が確定いたしました。
ここで少しでも同じ被害？にあう方がいないように今回のメンテとさせていただきます。
題して「免停メンテ」であります。
まずはオービスを光らせてからの経緯をまとめました。
６月 ４日 東北自動車道下り（宇都宮市宝木本町 １０１．１キロポスト地点）にて撮影される
６月１７日 栃木県より出頭通知到着（普通郵便）
６月２０日 電話をし、浦安警察に回してもらうよう頼む
６月２２日 浦安警察より電話、出頭の予約をとる
６月２２日 浦安署に出頭、写真の確認
８月 ７日 千葉県免許センターより「意見の聴取」で呼び出し通知（普通郵便）
８月１０日 市川区検察庁より出頭通知
８月１５日 市川区検察庁に出頭
８月１７日 千葉県免許センターに「意見の聴取」で出頭、違反者講習を受講（一日目）
８月２４日 市川簡易裁判所より違反切符の送付（書留郵便）
８月２９日 千葉県免許センターにて違反者講習を受講（二日目）
８月３０日 市川区検察庁より罰金の払い込み用紙が到着（普通郵便）
ざっとこんな感じであります。
罰金もさることながら、手続きの多さを思うだけで憂鬱になります。。。
以前浦安警察に出頭しましたところまではご報告しました。
今回はその後の流れであります。
まず８月１５日の市川区検察庁への出頭。
朝の１０時指定でしたが、仕事のため少し速く出頭。
ネットなどでは「印象を良くする為にスーツで行ったほうがいい」などと書いてありますが、私は会社の制服で行きました（笑）。
ちょうどお盆のせいか私が本日一番めとのこと。
これは今回の違反を裁くにあたり、正式裁判で行うか略式裁判で行うかを尋ねられました。
もちろん自分の違反は悪いことですので被告不在の略式裁判で裁いてもらうことにしました。
（俺は違反をしていない！と言う場合は弁護士をつけて正式裁判として戦うようです）
とりあえずここでの態度が罰金額を決めるか？と思っていたので終始好青年を振る舞い、申し訳なさそうな顔をしていました。
（その顔を作るために行きの車中で宇多田ヒカル・Ｆｉｒｓｔ Ｌｏｖｅ をエンドレスで聞いて行きました）
そのせいか途中からは検察官の方が
「一般道では３０キロ高速道では４０キロを越えたあたりから光るようなので、今後は気をつけてくださいね」
など優しく言われ５分ほどで終了。
（敷地内にほとんど一般人がいないのと警察官のマイクロバスなどがあり、写真は撮れませんでした……）
続いて８月１７日の千葉県免許センターでの「意見の聴取」。
過去１年間に前歴（ようは免許停止ですね）がなく、違反をした理由で良い言い訳？ができると免停期間が短くなるそうです。
（私の場合は９０日→６０日、つまり講習を受けると３０日免停で済むのです）
１５年ぶりくらいで電車に乗って向かう幕張。
初めての体験だがどんなものだろうか……？
講習を受けるもの同志なかよくなって、講習後に飲みに行ったりするんだろうか……？
などと余計なアフター５の心配をしていました。
ギャル「あ〜、おんなじ免停〜？何したの〜？殺人〜？」
私 「えっとね、スピードなんだよね。それで一発」
ギャル「え〜、一発なんてや・ら・し・い〜♪」
私 「アハハ、ごめんごめん。オヤジのギャグと思って許してよ」
ギャル「オヤジだなんて、おじさんお・も・し・ろ・い〜♪」
私 「面白いか〜。君はどこから来たんだい？」
ギャル「アタシ〜？火星〜♪」
私 「ギャフン！」
ギャル「ギャフンっていう人はじめて〜♪」
私 「……（ヤングのハート、ゲット！）」
そんな感じでヤング（←死語？）なギャルと仲良くなったらどうしよう……と余計な妄想をしつつ免許センターにバスで向かいました。
暴走はタイホされちゃうけど、妄想はイイよね！（←バカ）
敷地内に入って気づいたのですが、朝の８時前のなのにギャルが多い……！（男子もね）
「むふぅ〜。みんな私と同じ犯罪者か……！」
と思いつつ建物に入ると何かが違う。
「？」
一度建物を出てよく見ると目の前に看板が。
ここは１番と呼ぶ窓口で、初めて取りに来た人たちが来る場所らしい。
そして２番の窓口もあり、再交付や海外の免許証からの書き換えをする場所らしい。
そして・・・３番と言う窓口もありました。
書いてある注意書きは「行政処分」。
あぁ、ヤングなギャルとは違うところに行かねばならないようです。
てくてくと敷地内を歩いて移動し、３番の入り口から建物に入ります。
すでにここから懺悔の道は始まっているのか、３階まで長い階段を歩いて上らされます（笑）。
上りきると、いきなり人だかり。
「ギャ、ギャルもいるジャン！」
と思うのもつかの間、ふと前を見ると「意見の聴取はこちら」と書かれた看板が。
どうやらそこは一日の講習で帰れる短期免停の方たちだったようです。
看板の指示通りに廊下を曲がると受付がありましたがはまだ始まっておらず、すでに何人か座って待っています。
「く、空気が違う……！（汗）」
そうです。
「意見の聴取」に呼ばれているくらいなのでそこにいる皆さん結構な犯罪者なのです。
誰の顔を見ても「あ、すごい違反やってますよね！？」と言う感じ（実話）。
私も同じく見られていたのでしょうが……。
そして待つこと３０分弱。
受付を済ませ控え室に入ります。
ちなみにこのときに免許証は渡してしまい、あっけなく免停の幕開けとなります（苦笑）。
大きな部屋には長いすがたくさん並んでおり、その前方に半分間仕切りのついた小部屋が５個あります。
どうやら番号順に呼ばれて「意見の聴取」を行うようです。
順番を待っているうちに小心者の性で
「あの人は怖そう…」
「あの人は優しそう・・・」
「あの部屋から呼ばれないかな…」
などと考えながら順番を待ちます。
そして呼ばれたのは私の希望の（←？）部屋から。
「聞かれたこと意外は勝手に答えないこと」
などと目の前に書かれているのではやる気持ちを抑えて慎重に話します。
１０分弱で終わると再度廊下に出され、運転免許停止処分書を渡されます。
気になる免停期間を見ると
「あなたの免許の効力を平成１８年８月１７日から９０日間停止します」
と書かれています。
あら！？期間がぜんぜん短くなってない！と思いつつ、なぜだか投げやりになって違反者講習の手続きをとります。
必見！これが２７６００円のテキストだ！（笑）
座る席はすでにナンバリングされており、指定の席に座らされます。
ちなみに私は先生（教官？警察官？）の目の前。
うかつにまぶたを閉じようものなら即刻わかる至近距離であります。
そして初日は１０時からスタート！
一日目の講習はこんな流れでした。
午前
講義（講習の流れの説明）
適性検査（筆記試験）
午後
講義（テキストを基に）
シュミレーター（危険予測・５種類）
技能講習
適性検査＆視力検査
ＶＴＲ視聴
午前の適性検査では筆記試験形式で作業をさせられます。
午後の講義はテキストを基に進めるのですが
「ここは試験に出ますから！」
「ここは試験に出ないので飛ばします」
と言った感じ。
そんなんでいいんすか……と思いつつ受講。
その後シュミレーター（むか〜し教習所で乗ったかも？しれないくらいの記憶です）に乗るのですが、こちらはテーマがあります。
「青信号でも人が飛び出してくるかもしれない」
「自分以外の周りの動きをよく見ること」
をテーマに乗り込みます。
ちなみに事前の説明では
「５種類の危険回避のうち、３回事故を起こすとこれより後の講習は参加できなくなる」
と言われています。
私は４種類目までは無事だったのですが、最後で事故を起こしてしまいました。
思わず静まり返った部屋の中で
「あ゛ぁ！」
と恥ずかしい声を上げてしまったくらいです（笑）。
その後は技能講習。
俗に言う「一発試験」のコースを教官と生徒３人で指示通りに走ります。
ここでも事前の説明で
「教官の指示通りに走らない場合、危険な運転をした場合は以後の講習は一切参加できない」
と言われています。
私はなんと１号車の車の近くに行き、誰がどこに乗るかの発表を聞きます。
私は……一号車の一人目の運転手 (^_^;)
プレッシャーに弱くはないですが緊張するもんです。
（教習所ではハンドルは手を交差して回すんだっけ？）
なんて考えながら運転をしているのに、何故か体は片手でハンドルを回したりして必要以上にあせりました。
途中軽い注意はありながらも問題なしと言うことで合格。
無事にここもクリアしました。。。
続いては機械を使った適性検査。
ここでは正確に機械の指示通りの作業ができるか、などを試されます。
何種類か行った後に視力検査をして、終了。
最後のＶＴＲでは
「事故を起こすと周りでこんなに悲しむ人がいますよ」
と言った内容のものを見て、一日目が終了となりました。
基本的にこの講習は二日間連続で受講するものだそうです。
しかし私を含めて仕事の都合などで連続で受けられない場合は別の日に受講しても良い、とのことでした。
しかし二日目の講習は曜日が限られており、翌週の休みで受講と言うわけにはいきませんでした。
結局２週後に後半を受講した次第であります。
今になって気づきましたが、免停になるような違反をすると本当に大変です。
今後は運転も変わる（かもしれない）でしょう。。。
奇しくも千葉県の免許センターはＢＭＷ本社のすぐ近く。
思わず罪悪感がこみ上げてきました。
もうここに来るのはやめよう。。。
ちょっと長くなりましたので、次回に分けさせていただきます。
文章はふざけてますが、結構反省しています……何十年ぶりかで……。
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