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第63話 「男40足腰鍛える?」
(作成:2009年5月1日 改訂:2010年3月30日)
(TEXT & PHOTO : 貝森 / E60-525i)
またまた、意味不明なタイトルで始まってしまいました(^^;・反省
ひょんなことから、幸運にも地元の60乗りのお友達からBSSキットを格安にて譲っていただくことになりました。
もう、私もいい歳。体力的にも自分で交換というのもどうかな?
ってことで、Dにて交換作業の見積もりをもらいます。
出てきた金額は、諭吉さん4人弱
アライメントを取って、6人強です。
ここで、本厄の私(関係ないですよね!・爆)は考えました。
体のことを考え、Dにて作業をお願いする。
交換は、自分で、アライメントをDへ。そして、差額分をスペーサー等の費用へ...
悩むこと数日。
結論はAとなりました。
脚廻りの交換は10年ぶりくらい。36のときに、RDのサスキットを組んで以来です。
今回は60。
さすがに、車重もありますので、ジャッキだけでの作業は怖いです。
そこで、ガレージジャッキ、ウマを購入し、安全対策をとります(当たり前ですか?笑)
そして、春の天気のいい暖かい日。いよいよ作業実行です!!

予定としては、夕方までに作業を終え、Dにてロアアーム関係の調整をお願いする、
というつもりで組みました。
このときは、すんなりと作業が進むと思っていたのですが......
まず、バックの好きな私は(意味不明?爆)リアよりはじめます。
トランク内の内張りを外し、念のため、BTを外します。

ショックの付け根のところにある黒いスポンジ(カバー?)を外します。

ショックの頭が出てきました。

奥のナットに工具が入らないため、リアのスピーカーを外します。
内張りをめくると何とか工具が入りました。

ショック下のボルトを外し、アームを足で力いっぱい踏んで下げショックを抜きます。
ここで?????アレ?
力いっぱい踏みます ?????
(何回も試行錯誤してますと、足腰が鍛えられますネ!)
抜けてきません。(ショック↓)←おやじギャグ(スミマセン)
よ〜く観察するとインナーカバーが邪魔しているようです。
インナーカバーを外し、何とか抜きました。

純正をばらし、組み付けます。

逆の手順にて組み付けます。(反対側も)

ここで、リアは終わりだと信じ、ジャッキを外します。
とここで
緊急事態発生!!!!!
今回は2つ同時多発テロです^^;
リアの車高が下がるはずが、車高が上がってます(?????)
フェンダーの隙間が逆に広がりました(推定6~7センチ)
*確かこれは、車高短製造機なはずなのに....^^;
少し走れば、ショックも落ち着くだろうと近所を走りましたが、変わりません(爆)
ホットロッド状態というのですか?
思わず若い頃に流行っていた、セドリックの430を思い出してしまいました(笑 ←古いですね!
原因は、2つ。
マニュアルのネジ寸法を確認していなかったこと。
前所有者にベタベタに下がるよ!といわれていたため、勝手に上のほうまで皿を上げていたこと。
*ちなみにこのときの画像はありません(かなり動揺していました・笑)
純正のときの車高を計り忘れた。
最終的に何センチ上がったのか、下がったのかわからなくなってしまいました。(おバカです)
ということで、気をとりなおして、車高を調整します。
マニュアルを確認しながら、ネジをセッセと回します。
ねじと格闘すること小一時間。何とか形になりました。

と、さあ、今度はフロントにかかろうかと時計を見ると
な、なんと!もう夕方ではありませんかぁ〜?
時計を見たとたん、もう、晩酌モードに入ってしまった私は、そそくさと、片付けます(笑
次のお休みの日までこのままです。
フロント、ふにゃふにゃ。リア、ぽんぽんって不思議な乗り心地です。(笑

そう、忘れてはいけません。
Dへ作業を予約していたものをキャンセルします。
私 「すみません。今日で終わらなかったので、来週にお願いします」
D担当さん「ずいぶん疲れた声してますね!笑。了解です!」
さあ、次の休みです。
気を取り直してフロントの作業にかかります。
ボンネットをあけ、付け根のナットを緩めます。

ジャッキupし、下側のボルトを外します。
ここで、また、力技でロアアームを足で下げショックを.....あれ????
ショックが抜けてきません。
ショックの下側が差し込み式になっているのですが、そこが、うんとも、すんともしません。
これはやばいと思った私はすぐにDへTEL
私 「フロントのショックが抜けてこないのですが。。。」
Dフロントさん「差込口の切り欠き部分をドライバーとかでこじるといいですよ!」
とのことです。
早速、格闘し何とか抜けました。(ホッ!


純正をばらし、組み付けます。
あれっ????あれ?
再度、緊急事態発生です!!
ショックのTOPのナットが錆びて、固着しており、回りません。
私は思わず、心の中で
「たすけてぇ〜〜どらえも〜〜ん♪」
と叫んでしまいました。
ここで、「のびたく〜〜ん」と助けに来てくれるわけもなく、一人で考えました。
「そうだ!」と思いついたことは、近所の○エローハットに行ってインパクトで外してもらうことでした。
つなぎを着て、無精ひげを生やしたおじさんが、足回りを抱えて町内をテクテク歩いている姿は、
とっても怪しい人物です(多分^^;
道行く人には必ず避けられました(本当です・笑
歩くこと数分。○エローハットに到着です。
私「お忙しいところすみませ〜〜ん」(低姿勢で)
「ナット外して欲しいのですがぁ〜〜」
お店「外すだけでいいの?」
私 「よろしくお願いしまぁ〜〜す」
と、ヒュン、ヒュンといとも簡単に外れました(ホッ!)
さあ、気を取り直して組み付けます。

今度は、マニュアルとおりにねじ部を調整し、組みます。

完成です。

早速、Dへ出向き、ロアアームの調整と、ばらした箇所の締め付け確認をしてもらいます。
アライメントは、1000キロくらい走ってからと思い、
Dと打ち合わせのみで、後日改めることとしました。
ここで、気になることが発生しました。
車高の前後左右差、です。
この件については、次回レポートします。
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