[メンテ33]
(←前)
(次→)
第106話 「WTCCルックへ〜ワンオフマフラーの注文内容」
(作成:2006年9月25日 改訂:2006年9月26日)
(TEXT & PHOTO : 中橋 / E90-320si & MINI Cooper Convertible)
さて今回は、アーキュレイさんにお願いした「ワンオフマフラーの注文内容」を紹介です。
相当無茶なお願いをしておりますので、どうなることやら?!
ちなみに今回お願いした際の資料はこんな感じ・・・ほんとにワガママ言ってすいません。m(_ _)m
■見た目
ルックスはきわめて単純です。
この写真のマフラーどおりにしてほしい!というものです。
そうは言っても簡単ではありません。
基本的に2本丸テールですが、出る位置がまったくノーマルと異なっています。
だからこそディフューザーに加工が必要だったわけです。
また、丸テールもある程度距離がある出方になのが特徴的です。
マフラーの出る位置も上気味にセットされていて、タイコがほとんど見えません。
それらしいアルミプレートがリベット留めされていますがこれも再現したいポイントです。
これは出来上がってから張り込めばいいのかな。
それにしてもなんてカッコイイ・・・(うっとり)
実際レースバージョンでは数センチ飛び出しているのですが、そのほうが渋いかな・・・とか思ってます。
タイコの形の理想はこれ。
タイコは2つに分かれて、上部・下部は平らなデザインで、穴のあいた金属の板で溶接される独特な形状。
タイコの出口はネジ止めされており、テールパイプは途中で太さが細く絞り込まれます。
とはいっても、取り付けてしまうとディフューザーに隠れてしまうので、
こんなにリアルに似せたところで意味があまりないかもしれません。
非現実的なコストになってしまうならば、通常のスポーツマフラーのタイコでいいかも知れません。
そのあたりの判断は、BOB師匠とアーキュレーさんにおまかせしたいと思います。
いくらなんでも、現実的にこれそっくりになるとは考えられないし・・・。(^-^)
などといいつつ、こんな資料をお渡ししてみたりする。(爆)
取り回しはこれがお手本ですが、まぁ、そこまでやらなくてもぜんぜんかまわないです。
触媒とかは残ってても問題ないですし。(はずすほうが問題なのか。)
ストリートメインなので、アクセルオフではこんな火が出る・・・必要も特にありません、ハイ。
■素材
素材は写真からは特定できませんが、少なくともテールの素材は似た質感がほしいところです。
普通に使うのでさびない方がいいです。
かといって異様な値段になってしまうのは困りますので現実的なものを、とお願いしました。
どんな素材になるのかはできてからのお楽しみに・・・。
金属の色はなんとなく似てるとうれしいな〜。
■性能
320siにふさわしくノーマル以上であれば特にこだわりなし。
BOB師匠とアーキュレーさんにおまかせで。
■音質
音量はともかく音質のテイストはWTCCを彷彿させるものが理想です。
参考:WTCCマフラー
音量は車検に通るレベルというか、社会的に問題にならないレベル。
音質の個人的な好みは重低音ではなく、高音質のつきぬけるようなモノです。
3Dイトレー的な方向で、でも音量は住宅地でも問題ない感じのものだと助かります。
少なくともアイドリングはある程度静かなものが理想。高回転では炸裂する感じ?
(無茶な注文してるのかも?)
基本的にはBOB師匠とアーキュレーさんにこの部分はおまかせしたいと思っております。
さて、こんな注文の中、どんなマフラーが出来上がるんでしょうか?
BOBプロデュース&アーキュレイメイドの作品が楽しみですっ!
次回、マフラー作成作業を紹介ですっ!
[メンテ33]
(←前)
(次→)