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第107話 「WTCCルックへ〜ワンオフマフラー製作作業」
(作成:2006年9月26日 改訂:2006年9月27日)
(TEXT & PHOTO : 中橋 / E90-320si & MINI Cooper Convertible)
アーキュレイさんとBOB師匠のご好意でワンオフマフラー作成中の写真をいくつかいただきましたので紹介します。
この丸い穴にぴったり出てくるマフラー・・・どういうタイコになるんだろう?
無難に既存のE90マフラーのタイコをベースに出口をこの穴にあわせてくるんだろうか?などと勝手に想像していました。
アーキュレーの匠様が手作業でなにやら作っています。
もしかして、それは・・・?!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!?
アーキュレーさんから送られてきた写真がこれ!
車をお預けしてから4日目にして、いきなりこの仕事(涙)。
予想もしてなかった本気の作りこみ!
アーキュレーE90用マフラーとの共通点が見出せない、本気で言葉通り「ワンオフ」な作品に感動です!
こちらお手本になったホンモノのWTCCマフラーですが、
どこまでアーキュレーさんがこだわって作りこんでいるかおわかりでしょうか?
独特の左右分離したタイコの形状はもちろんのこと、
テールパイプの出口が途中で絞り込まれる様のリアルさ!
そして最も注目すべきはタイコの後ろがボルト止めされているところ!
そしてタイこだけかと思っていたらセンターパイプから作り直し!
この溶接の自然さ・・・芸術作品?!
このいかにもスムーズなパイプ。
そしてサブサイレンサーまでWTCCテイストあふれる作りに!
こんな凝ったサブサイレンサー、見たことないってば!
ジャッキアップでもしなければ見えないサブサイレンサーの後ろまでこの見たこともないような作りこみ!
ここまでやっていただけるとは、僕はもちろん、BOB師匠も想像してなかったので、
二人でハァハァなトークでしばらく盛り上がったのは言うまでもありません。
何しろ、ここまでやっていただいてもディフューザーの内側の世界なので、後ろから見えないんですよ!
それをわかっている上で、この仕事です(^-^;;)
(ちなみにこの写真は、左右の長さが同じでバンパー面に対してアンバランスな調整前の姿です。)
そもそも、「このディテールがわかる人、世界に他にいるんだか?」
というレベルのマニアックかつワガママなこだわりに対して、期待以上の仕事をしてくれているのです。
泣けます、ほんとに。
まさに匠の技としかいいようがないアーキュレーさんなのでした。
もはや外見は100%以上の出来栄えなのは間違いないとして、あとは気になるフィーリングや音量です。
ある意味ここまでリアルな仕事をされると、音まで完璧にWTCC!
なんてことになるんじゃないかと不安になってしまうぅぅぅ〜(爆)
ということで、次回、リヤディフューザーの加工のお話です。
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Studie +YOKOHAMA- BLOG: コ、コッ、コレはっ!!!
またまたAQRAYさんに思いっきり我が儘お願いしちゃってますッ(>_<)性能や音質のオーダーだけでなく(笑)ナ、ナント、タイコの形もフルオーダーかけちゃいましたッ!(^0^)どこかできちんと大々的に御紹介致しますが、と〜ってもSPECIALな車を製作しておりまして、どうしてもこの形じゃないとダメなんです。それでも嫌な顔一つしないで、まだ途中ですがかな〜り忠実に、もの凄く精密に製作して頂いておりまして来週の完成が楽しみですッ!!あっ、でもタイコは寝そべってのぞいて頂かないと見れませんねッ(^_^;
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