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第141話 「スピーカー交換! by Studie Sound System〜その2」
(作成:2006年11月14日 改訂:2006年11月15日)
(TEXT & PHOTO : 中橋 / E90-320si & MINI Cooper Convertible)
さて今回はスピーカー交換後の感想です。
まず、初日、取り付け直後はボリュームを控えめにエイジング(音がなじむように慣らし運転状態?)しているので、
特に激変した感じはありませんでした。
まぁ、ボリューム絞って、FMラジオ聞いてただけなので、これでいきなりいい音だとわかったら怖いですね。
(Studie Sound System専用プレートを灰皿の上にセット。)
で、そんな感じでおだやかにカーステを使って1週間ぐらいたって、ある程度ボリュームを上げるようにしてみました。
すると、あまりステレオオタクではない僕でもあきらかに迫力のある音がでてるじゃないですかっ!
ノーマルステレオ→AVナビ(50W×4アンプ)への変化以上に、スピーカー交換で音質アップしてる!
「散々やったけど結局Speakerなんだよね。」
という言葉、まさにそのとおりと思いました。
出口が悪かったらどんなにいいソースでもアウトなんです。
非常にわかりやすい話ですよね。
もともと音質を語る表現力もセンスもない僕なので、妻にもこのスピーカーの感想を聞いてみました。
すると、
「siのノーマルをあまり聞かないうちに変わっちゃったけど
それでも低音の変化は明らかで、鈍感な私にでも音のクリアーさと厚みがよくわかった。
低音は嫌でもわかる。(笑)
なぜなら足の裏から響いてくるから。
いろんなジャンルの音楽を車内で聴きたくなったよ。」
と、ちゃんとわかってくれましたっ。(^-^)
妻が言うように、ドアからの音の迫力がまったく違うんです。
スピーカーの見た目も取り付けからして期待通りです。
さらに高音も疲れるような音質ではなく、非常にナチュラルです。
コアキシャルの癖も感じられずに、とっても違和感のないサウンドなんです。
ノーマルで割れ気味な音量に上げていってもぜんぜん問題なし!
ノーマルがしょぼすぎたのか、Studie別注 MB QUART Trade-in Speaker System が素晴らしすぎるのか。
いや、その両方の要素があるのかもしれませんね。
このSSSトレードインスピーカー以上の音質を得るためには、
ハイパフォーマンスなスピーカーの購入だけにとどまらず、
デッドニングなどのインストールコストも膨大になるだろうし、
サブウーハーも巨大なものトランクにつみたくなるし、
そこまですると高出力なアンプも気合いれたくなるし、
そうなったら高級ヘッドユニットもほしくなるし、
・・・と、無限にエスカレートしてしまうオーディオの世界です。
我が家の320siは車内を完全なリスニングルームにするような方向ではなく、
あくまでエンジン音、排気音なども楽しみながらBGMも楽しみたい、というバランスを
追求したいので、このSSSトレードインスピーカーというコンセプトはぴったり!だと思いました。
あまり重量増もいやですしね、せっかく軽量化にコストつかってるのに。(^-^)
・・・といったスタンスのBMW乗りが最も多いのではないでしょうか?
自分のE90-320si以外にも、BOB師匠のM6テンションでもSSS HiFiトレードインの試聴をさせてもらいましたが、
こちらも素晴らしいサウンドでした。
もっとも、この車の場合はBGMよりもV10エンジンサウンドを味わうほうが素敵だと思いましたけど。(^-^;)
最後に感想をまとめておくと、
・内装をそのままに保ちたい人
・純正オーディオまたはAVナビなどでアンプがそこそこな人
・カーステの予算がある程度限られている人
こんな人に最高にオススメできるコストパフォーマンスのよいスピーカーだと思います。
続くっ!
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