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第3話 「こんな仕様の車です」
(作成:2008年6月4日 改訂:2008年6月5日)
(TEXT & PHOTO : NAKACHAN / E30-M3 & E36-M3)
正直、車を購入したものの学生時代の憧れの車にケリを付けただけなので・・・
細かい事前情報はまったくの0!
車重も馬力も標準装備品も・・・購入するまでまったく知りませんでした。
本当は、リアウィングが格好いいスポーツエボルーションが欲しかったのですが・・・
こんな超貴重・限定車種がその辺にころがっている訳でもなく・・・
じゃあ、導入初年度(1987)に設定されたクロスミッションがいいということで、
1987年式がいいなぁ〜とぼやーと思っていた位です。
ので、何が純正オプションで、何が跡付けなのかはまったく分かりませんでした(爆)
ところが、mixiの「毎月30日は30の日」オフミに行って自分の車を見て頂いたところ、
結構珍しい装備品が付いていることが分かりました。
車の仕様はこんな感じです。
1987年式クロスミッションのD車 走行約100,000キロ(2008年5月現在)
1. クロスミッション(シフトブーツはスポーツ加工済み)
どうやら、シフトブーツが邪魔しないように短くカットされているようなのですが・・・
ノーマル仕様を注意深く見たことがないので良く分かりません。
しかし、もう1台のE36M3Cよりも気持ちよくシフトがきまります。
静岡のシライ自動車さんで加工した旨の記録が残っています。
2. シートヒータ【純正品】
これは非常に重宝します。E36と違うところは時間が経過してもスイッチが切れないところです。
低温やけどを防止するためにはE36タイプがいいのでしょうが・・・
面倒なことが嫌いな自分にとっては、常時スイッチオンのE30タイプが嬉しいです。
3. 純正カセットボックス
センターコンソールに装着するタイプです。
高校まではカセット全盛期でしたが、さすがに大学時代にはCDに代わりました!
うーん、時代を感じさせる一品です。
4. リア・ヘッドレスト
これが付いている固体は非常に少ないらしいです。
E36もクーペになると、基本的には装備されていなかったと思います。
でも、きちんと後部座席に装着用の穴は開いているんですよね。
確かBMWジャパンの方針で標準装備から外されたと伺いました。
しかし、クーペでもindividual発注をすると装備可能です。
E36の318isでindividual発注をした際に、営業担当さんが隠し持った膨大な
オプションリストに記載されておりましたので、電動リア・ポップアップ・ウィンドウと
いっしょに注文しました。
なお、individual発注をすると納期が最低4ヶ月、場合によっては1年かかります。
どの車種でも注文できます(但し、individualプログラムの設定がないと値段が跳ね上がります。)
が、数字が確定しないので営業担当さんは非常に嫌がりますし、値引きも渋くなります。
しかし、膨大なオプションリストから外装・内装の素材・色・多種多様のオプションを
選択をできるのは非常に魅力的ですので、時間に余裕のある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか?
もちろん、標準のパッケージオプションは通常の価格で注文できます。
私も最終E36 318isで挑戦し、調子づいてどんどんオプションを付けたら、
余裕で328iが購入できる金額を持ってかれました。(汗)
5. リア・ローラー・ブラインド
個人的には、BMWにウィンドウフィルムは似合わないと思うので、この装備はうれしいです。
なんか、あの頃憧れた世田谷の奥様仕様って感じがします。
しかし、1回も使ってません。というか・・・最近付いていることを知りました(爆)
6. キルスイッチ?
センターコンソールに付いているスイッチです。
ボタンに雷のイラストが書いてありました(現在消えかけております)。
このスイッチを押すと運転席・助手席の電動ウィンドウが動かなくなります。
最初、このボタンを弄っていたら、電動ウィンドウが閉じなくなってしまい、
ディーラーに持って行って初めてこのスイッチが何か分かりました。
あの時は、「また5万円コースか!」と非常に焦りました。
7. アティベMステッチステアリング【限定品】
最初は8万?あたりで交換されてMスポーツ・ステアリングが付いていたのですが・・・
M-Roadsterに付けていたアティベMステッチステアリング【限定品】があったので、
友人に交換してもらいました。
ステアリングボスがE40とE30では異なるので、これだけ購入しました。
8000円前後だったと思います。
径が少し小さくなって、ちょっとやる気を感じさせてくれます。
8. BBS RS16インチ ホイール
見てくれ重視だとBBS DTM17に交換したいところですが・・・
余裕もないので、付いてきたBBS RS16インチのままにしてあります。
タイヤはBSのRE-01Rが付いていました。
グリップしすぎかなとも思いますが、製造されてから2年たっていなかったのでそのままです。
タイヤはかなり溝が残っていますが(購入してから5000キロ程しか走っていないですから・・・)、
賞味期限を過ぎた感じなので次回車検(08年12月)の時に新品に交換しようと思います。
9. 社外マフラー?
過去の記録簿を見ると、BMW高輪支店でマフラー改造のため車検整備不可のスタンプが、
定期点検記録簿にバッシッと押されておりました。
しかし、社外品なのか?純正なのか?まったく検討が付きません。
今度、オフミで検証して頂こうと思います。
10. シライ自動車製スプリング
ショックアブソーバーはビルシュタイン・スプリングは静岡のシライ自動車製が入っているようです。
修理明細書に記載されていましたし、交換した時のデジタル写真も頂きました。
フォトアルバムはこちら
11. 本国製の製造番号プレート
日本使用のM3には、通常、BMW-JAPAN独自の製造プレートが付くそうです。
私の固体の場合は、本国製の製造番号プレートとBMW-JAPAN独自の製造プレートの二つが貼り付けてありました。
うーん、よくわかりません。
ある方のお話だと、初期生産ロットのみ、両方のプレートが付いているそうで、とても珍しい固体だそうです。
まあ、だからなんなんだというお話なんですけれども・・・
12. いわゆるヒゲ付きのライトに代わっています。
ハロゲンなのでやはり暗いですね。
HIDを一度経験してしまうとどうしてももの足りません!
ちょっと珍しい固体のようですが、本人がまったく理解していないので宝の持ちぐされ状態です。
この車は一人で走っている分には、非常に楽しいのですけれども、
250馬力以上の車といっしょに走ると逆にストレスが溜まります。
だって、となりに並ばれると全然加速していないのが分かってしまうし、アクセル開けられると追いけないですから・・・
友人のM-Roadsterくんに首都高速9号線の直線で点にされることしばしばです。
ので、E30のオフミか、もう1台所有しているE36M3C(1996)が乗れないとき位しか乗りません。
後は長屋の地下駐車場で保管しています。
次回からは、歴代オーナーのメンテナンス記録とその費用を数回に分けてアップしていきたいと思います。
かなりの生き血(メンテナンス代)を吸っている固体なので、1回で書ききることはできません。
半年に1回、ディーラーでメンテナンスを行うとどれ位費用がかかるのかご理解いただけると思います。
それでわ・・・・
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