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第8話 「ポリマーコーティング」
(作成:1997年1月10日 改訂:1997年7月10日)
(TEXT : 玉テク / E36 320i)
高品質を提供するBMWの防錆処理はかなり入念に仕上げられています。
ドアの内部、フェンダー内、下回り等入念にコーティングされています。
特に新車時に気になられた方もいると思いますが、初めてエンジン、ミッション、
触媒等が高温になったとき下回りからもわもわと煙が出た経験があるのではないでしょうか。
あれば下回りに塗ってあるワックスが熱に影響して1度だけ出るものなのです。
またサイドシル部には油のシミがついたりもして、
きれいにされる方は煩わしさも感じられることでしょう。
さて本題なんですが、玉テクの320はダイヤモンドブラックで、
今まで3度のポリマーコーティングを施しております。
1、2回目はカービューティープロの地域ショップ、
3回目は昨年末に晴海オートウエーブに依頼しました。
出来はそれぞれですが、効果はどれも有るようです。
洗車時のワックスは基本的にずっとかけていませんが塗装自体のもつ艶は維持出来たようです。
ただし雨ざらし駐車のため、
ウオータースポットや鳥の糞によるシミは時間とともについていきますし、
手洗い洗車しかしないんですが、洗車傷、ヘアスクラッチも少しずつ増えていきます。
これはどうしようもないですね。
コーティングの業者の話や個人的経験から、
これからコーティングされる方の予備知識になればと思いますので、いくつか挙げておきます。
・新車時はコーティングした方がいいでしょう。
だだし、再塗装の場合は時間をおいてからが良いでしょう。
・コーティングに固形ワックスの様な表面艶を求めてはいけません。
(なかには艶の出るものもありますが)
・BMWは国産車のような真っ平らな肌(塗装面)をしていません。
ゆず肌な感じは良さと解釈しましょう。
・ウオータースポットは必ずつきます。
自分でケミカルで取るのはやめた方がいいです。
・コーティングはバフがけの作業テクニックによりかなり違います。
信頼出来るショップにしましょう。
・1年、3年といった保証にとらわれず。
施行時期は自分でその塗膜状態を判断して決めましょう。
・あまり塗膜を削らないように、ショップに相談しましょう。
でないと、どんどん削られます。
・コーティング後の洗車はシャンプー使用はOKですが、
水洗いを入念にしないとすぐ洗剤クレータをつくってしまいます。
・コーティング後は1週間は雨に濡れないこと、洗車はしないことにより、
保ちが違ってきます。
・値段はそれぞれの様です。
3シリーズだと\16,800(オートウエーブ)〜\38,000(カービューティー)ですが、
高いところはいくらでもあります。
・最先端はフィルムを塗装面に貼る方式みたいですね。
今の技術ではフィルムの存在、継ぎ目がはっきりわかってしまうようですが。(余談)
以上思いつくところですが、
何より屋根付き駐車場に止めてやるのが1番良いみたいですね。
青空駐車のみなさん環境にめげずBMWを大切にしていきましょう。
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