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第11話 「ヘッドカバーからのオイル漏れについて(2)」
(作成:1996年12月27日 改訂:1997年7月10日)
(TEXT & PHOTO : M / E36 325i IDING 3.0)
ドイツ発注の部品がやっと届きました。内容は、
- スタッドボルトM7/6X28 単価95円
- イグニッションアースケーブル 単価890円
- キャップナット 単価290円
- ガスケット 単価2500円
スタッドボルトがドイツ発注でした。
交換作業は1時間ほどです。
折れたボルトをはずし、新しいボルトにロック剤を塗り取り付け、
ガスケットにはエンジン後ろ側のカムシャフトきりかき(半月状)
にのみ液体ガスケットを塗布、接合面をキャブクリーナーで脱脂、
キャップナットは14本すべてを1mmサンダーで削りました。
これによりボルトの折損はさけられるはずです。
ためしにヘッドカバーをはずすまでに一体何本のボルトをゆるめるのか数えてみたところ、
合計32本でした。
10mm30本、8mm(イグニッションアース用)2本、
ダイレクトイグニッションのためコイル6個をはずすだけでも12本です。
ぼくは充電ドライバーに9.5mmのアダプターを取り付け使っていて、これだと楽です。
タイヤの取り外しの時にも17mmを取り付け一気にはずせるので、おすすめです。
ヘッドカバーを取り付けた後、
オイルがにじんでいたエンジン周りをキャブクリーナーできれいにしました。
見違えるようになりました。めでたしめでたし。
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