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第17話 「VANOSについて」
(作成:1997年2月13日 改訂:1997年7月10日)
(TEXT : M / E36 325i IDING 3.0)
VANOSとは93年から6気筒車に採用された吸気バルブの可変バルブタイミン
グ機構をいいます。
残念ながら僕の車はVANOS付きではありません。
アルピナB3に乗る友人はVANOSが作動する時が判るといっていました。
トルクの盛り上がりがあるようで、利きはじめは注意していると感じ取れるようです。
その彼のアルピナも回転が下がって行くときにエンジンからカムチェーンが
ぶつかるような音を出し入院しました。
普通に走るには支障は全くなく、音だけがするのです。
BMWの車室内は密閉度が高く、外の音が聞き取りにくいです。
VANOSから出る音も車外からでないと判りにくいかもしれません。
友人のアルピナは直ってから、エンジンフィーリングが変わったといっていました。
VANOSの作動が設計どうりに動いていなかった可能性もあります。
そこそこ走ってしまうのでVANOSがきているのかどうかが
判りにくいのかもしれません。
M3の場合も同じ事がいえます。
作動がON,OFFだけでなく無段階ですから、
コンナモンカと思っているとVANOSが作動していないかもしれません。
よけいにパワーがあるので走れてしまうからです。
日頃のエンジンフィーリングをきちんとつかんでおくことがとても大切だと思います。
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