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第20話 「もう一台の車」

(作成:1997年5月3日 改訂:1997年7月10日)

(TEXT : M / E36 325i IDING 3.0 & E36-M3 IDING M3-S2)
思いもしないチャンスが巡ってきました。
一度は乗ってみたいと思っていた、「BMWアイディングM3」の話が突然にわき 上がったのです。
E−36 M3ベースで ドイツアイディングにて制作、日本に輸入した車です。 正式名は「BMWアイディング M3−S2」で車検証もBMWアイディングとな っています。
お得意のエンジンはM3−3.0をベースにコンロッド、カムシャフト、フライホ ール マフラー、CPU、そしてこの車はさらにピストンリングは2本、カム、CPUは S3のチューンが施されています。
パワーは330PS、リッターあたり110PSという、 ロードカーとしては極めてハイチューンなエンジンです。
エクステリアはフロントスポイラーとリアの小振りなウイング ボンネットに熱気抜きの穴があいています、S3の様なオーバーフェンダーはつき ません。
インテリアはレカロA8、ステアリングとペタル類はアイディング製 それと、ストラットバーが前後につきます。
ホイールはBBSアイディング、F8J−18、R9J−18 タイヤはピレリP−ZERO F225/40−18、R255/35−18 これから、少しずつこの車のメンテナンスも載せていこうと思います。
家族の評判は極めて悪く、子供たちからは「学校には乗ってくるな」といわれてい ます。
リアのウイングのせいでしょう。
これらのエクステリアパーツはアイディングでは単品販売はしていません。
あくまで、コンプリートカーの為のパーツだからです。


それと、325−S3のメンテも忘れません。
このため、325−S3のエンジンオーバーホールは延期となりました。
全くお金がなくなってしまったからです。
現在12.7万qですが非常に快調です。
オーバーホールの必要もないくらいですが、早めの手当の方が結局安上がりだとお もうのでいずれ実行してみます。
12.7万qの実感としてはBMWエンジンは極めてタフです。
日頃のメンテさえしっかりやっておけば、20万qは軽くこなすように思われます。
そろそろダンパーかな?と思っているのですが(ビルシュタイン製、アイディング オリジナル) 6万q使って変化はありません、経験上こんなに保ったダンパーを知りません。
ただし、内部ガス圧が高めとのことですので、終わるときには一気に来るそうです。
明日かもしれません。


「M3」ナンバー取得の翌日が、筑波講習会でした。
テストとばかりに、M3で意気揚々と出かけましたが 10年ぶりの、MTと重いクラッチ(グループNのレース用)に悪戦苦闘の連続で した。
とりあえず、無事サーキット走行を終え「M3」の問題点も見つかりましたが それ以上に、BMW各車の持つポテンシャルを否応なしに見せつけられたことがと ても収穫でした。
やはり走りのBMWです。

M3−S2

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