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第29話 「タイヤとホイール」
(作成:1998年2月9日 改訂:1998年2月21日)
(TEXT & PHOTO : M / E36 325i IDING 3.0 & E36-M3 IDING M3-S2)
1月末からIDINGさんのご協力で「タイヤとホイール」のモニターテスト
をM3で行っています。
今回IDINGさんが選択したタイヤは使い慣れた
「ピレリ、P−ZEROシステム」の替わりに「グッドイヤー、イーグルF1」です。
○グッドイヤーイーグルF1 前輪:225/40−ZR18 空気圧2.4
○グッドイヤーイーグルF1 後輪:235/40−ZR18 空気圧2.6
F1で有名な「グッドイヤー」というメーカーは知っていても、日本での普及率は
今ひとつのようで僕も最初は、えーっ???という感じでした。
18インチで今まで履いた経験のあるタイヤは「ピレリ」「ミシュラン」
「BS」「ダンロップ」などです。
「ピレリ」以外は、あちらをたてればこちらがたたずで、僕にとって、これだ!という
タイヤには巡り会いませんでした。
僕の使用状況がほとんどが高速道路のため、減ってくるとタイヤノイズに
悩まされる「ピレリ」にも正直我慢をして使っていたのが本音です。
「ホイール」です。
○IDING鋳造ホイール 8.5J−18
今回のモニターホイールはIDING鋳造ホイールで価格は1本79000円です。
この組み合わせで走り出した最初の印象は「恥ずかしい!」というものでした。
太い7本スポークの18インチホイールは、なんだかホイールが
走っているようでとても気恥ずかしく感じました。
このIDING鋳造ホイールは見えないところに巧みな技術が入っていて、
鋳造ホイールは重い、耐久性がない、などとは一線を画すものです。
例えば重量の面でいうと、ホイールの内側のラウンド面の厚みは
わずか4.0ミリ、他のIDING鍛造品でも3.5ミリでその差は0.5ミリの
差でしかありません。
また7本スポークの内側、ハブとの接触面も剛性を保ちつつ軽量化のために
削られていて、このホイールの内側を見てはじめて、巧みな設計がわかります。
耐久性についても当然TUV、JWLの各種耐久試験に合格したIDING
オリジナルホイールです。
この「タイヤとホイール」の組み合わせで走り出しての最初の印象は、路面から
伝わるタッチが柔らかいというものでした。
乗り心地が極めて良く、これが同じ18インチ?という位、劇的に違いました。
タイヤナラシが終わりペースをあげてもタッチに変わりはなく、切り始めの
応答性も僕の好みに合い快適です。
Vカットパターンの効果でしょうか、タイヤノイズが全くありません。
ドライ路面でのグリップ力も「ピレリ」の数枚上手で荷重をかけていれば安心して
切り込みが可能で踏み込んでいけます。
ホイールが重いという印象も全く感じず、家族からの「乗り心地が良い、
カッコイイ!」に満足しています。
なによりホイールの掃除が楽です。
すべての面がこちらを向きかつ広いため、さっと拭いて終わりです。
装着後1500キロを走ってタイヤの減り具合を調べてみました。
読みとれるほどの差はありません。保ちも良いようです。
この「ホイールとタイヤ」の組み合わせならば人にも勧められます。
325S3もいずれ「グッドイヤー、イーグルF1」に履き替えようと思います。
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