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第13話 「エアクリーナーの感想」
(作成:1997年4月25日 改訂:1997年7月18日)
(TEXT : 大阪の小林 / E36-M3 Coupe)
12話で展開したエアクリーナーの続きを何とか書く事が出来ました。当初
予定と違って「効き目」というよりは「感想」が中心となりますが、お付き合
い下さい。
★駐車場にて
ボンネットを開け軽くアクセルを吹かしてみる。・・・・・あんまり変わった
音がするでなし、アクセルが鋭くなった訳でなし。う〜ん、今回は外したかな
ーという思いが頭をよぎる。
ただ、アイドリングの状態でもエアクリーナーの所では「シューーーー」とい
う音がしているので少しは期待を抱きながら実走に移ります。
★深夜の一般道にて
深夜車を持ち出したのは大阪中央環状線、この道は幅も広く立体交差の上り坂
ではエンジンに負荷を掛け調子をチェック、信号待ちではスタートダッシュを
繰り返しエンジンの吹け上がりをチェック、車の流れも80〜90km/hで軽い
テストには向いている道です。
さて初めに感じた効果としては、ROM交換以降症状の出ていた「エンジンが
2000回転付近でギクシャクする」というのが、だいぶ改善されたと言う事
です。低速から高速回転までのエンジンの繋がりが良くなり町中で乗りやすく
なったんですよ。これは期待していなかったので嬉しい事でした。
アクセルレスポンスについては、エアクリーナー交換前からM3は鈍い車では
ない(元々が鈍い車ではないしROM効果もある)為か、体感する事は出来ま
せんでした、わたしの加速に対する感覚が麻痺していて感じられなかっただけ
なのかも知れませんが。
期待の音についても、わざわざ窓を開けて1時間ほど走ったのですが6000
迄エンジンを回しても明確な違いは判りませんでした。うーん、M3は元々エ
ンジン音がうるさい(その音も好きなんですけど)ので、吸気音が多少大きく
なっても聞こえないのでしょうかね〜。
★昼間の一般道にて
昼間に使用した道路は僕んちの前を走る内環状線(国道479号)。深夜では
外気温度が15℃止まりでしたので、それ以上の気温ではどうかを確認をする
為の走行です、外気温度は23℃まで上がっています。
この時の実走でやっと「音の効果」が感じられました。坂道等で負荷を掛ける
と2500回転からでもフロントから「ガルルッーーーー」と唸るような音が
するではないですか。期待していたのとは違うイメージの音でしたが、この音
はこの音で面白いです、ちょっとレーシーな感じかな。
前夜はエンジンを高回転迄使いましたが、アクセルを比較的じんわりと踏んだ
ので気づかなかったのでしょうね。
外気温が上がっても特に問題になるような事はありませんでしたので、フロン
トノーズから伸びていた純正のエアダクトは外したままで行こうと思います。
この状態で雨の日でも大丈夫かを確認する必要はありそうですけどね。
★ま と め
いろいろ効果・感想などを書き連ねましたが、投資(3万4千円)に見合う見
返りがあったかといえば少し疑問符が付きます。面白い商品と思うのですが、
「積極的に人に勧めることは出来無い」というのが今回の結論です。
それでは皆さん ごきげんよう。
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