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第32話 「カッコよくしたい!! 足回り編」
(作成:2000年3月22日 改訂:2000年4月25日)
(TEXT & PHOTO : M3 SMG / E36-M3 )
E36のM3はE30のM3のようにいかにもM3だ!という主張がノーマルの外観から
は伝わってきません。
ミラー&フロントリップ&グリルを変えてしまえば、318isとの差が分からなくなって
しまいます。
そこで私はカッコよくしたい!!の第一にホイールの変更&ローダウンをすること
にしました。
ホイールの変更&ローダウンについては確かに純粋に走りを考えるとノーマルのままでも
いいかな? という気もするのですが、私はカッコよくって速い車が好きということで多少
の乗り心地の悪化他のデメリットを承知のうえで行いました。
E36 M3(3.2L)は純正で225/45/17(F),245/40/17(R)と
いう仕様です。ホイールはアルミ鋳造のM3専用ホイールとなります。
見た目的にはフェンダーとタイヤとの隙間がかなりあります。
また純正ホイールは丈夫とは聞きますがあまりカッコいいとは言えない感じです。
ホイールは18インチを履きたかったので出来るだけ軽量で丈夫なホイールが条件ということで
あまり選択肢がないのですが、候補として
BBS DTM(鍛造アルミ)、GT2 RACING(鍛造マグ)、
テクマグ 型番不明(鍛造マグ)ぐらいとなりました。
BBS CLASSUレプリカ:17インチ鍛造アルミも候補だったのですが、車体色が白
であれば17インチなのですがいいかなと思うのですが、車体色がシルバーであり、18インチ
のカッコ良さが捨てがたく結局やめました。
BBS GT2 RACINGも魅力だったのですが価格があまりに高価で却下、結局大好きな
BTCCなどツーリングカー選手権のイメージもありDTM(8J/18,9J/18)に
決定しました。
タイヤは純正がミシュランのパイロットHXですが、私は当時(’97年頃)乗り心地とスポーツ性
を併せ持つという評判だったピレリー P−ZERO(225−40−18,255−35−18)
を選択しました。
サスペンションは普段お世話になっている愛知県内のショップのオリジナルの車高調整キットを
組むことにしました。
■結果
見た目的には非常に◎です。
一応そんなに車高は落としてない(自分では)つもりなので輪止でリップが当たったり、駐車上
で腹をすることもなく元気に走りまわっています。
足を固めたことにより路面の凸凹による衝撃はきつくなるのですが、それが一発で収まるのは
好印象です。
またサスペンションの特性によるのですが、非常に荷重移動がしやすくなり曲げやすい設定に
なりこれも好印象です。
ただ、このタイヤサイズではさすがにワンダリングがきつく、少し気を抜いてハンドル操作を
しているとワダチでハンドルとられて少しヒヤっとした経験はあります。
もともとBMWは路面追従性が高い車なだけにこの点は注意が必要です。
■参考
この組み合わせでは、フェンダーの内側の耳とタイヤが干渉してしまうので、耳を曲げる
(または切る)必要があります。
私のは全個所とも曲げてあります。
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