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第43話 「ボデーカバーと私」
(作成:2005年3月30日 改訂:2005年5月1日)
(TEXT & PHOTO : 江工作 / Z3)
Z3に乗り始めて一年半,ようやく青空駐車脱出!
とは言っても駐車場に屋根がついたわけではなく,ボデーカバーを購入したのです.もちろん内面起毛タイプ.
ロードスターのような車では,とくにソフトトップ部とその周辺にゴムないし布地がむき出しなわけでして,できるだけ長く大事に使いたい向きと
してはやはり青空駐車そのものが大きな懸案事項となります.
そこで,駐車場に屋根を付けることができないからにはボデーカバー,ということで導入決定.以後約半年使ってみた感想などを今回はいくつか.
検討中の方は,参考までに.
まず,第一の目的の「ゴム,布地類の長寿命化」については比較をしていない(というか,できない)のでよくわかりませんが,たぶんカバー無し
よりは良いはず.また,雨や雪が降っても車体が汚れない…とまあ,ここまでは当り前の結果ですね.
次に,ボデーカバーの効果としてあげられるのが「防犯」でしょうか.車内が見えないのでおいそれとは物色できないというわけです.なお,今回
は社外品のためBMWのロゴがないのでなおさらいいかも知れません.純正品だとデカデカと「BMW」とプリントされているので,個人的にはそのあた
りがちょっとばかり不安です.
さて,当然ながらボデーカバーは長所ばかりではありません.
カバーをかけるときは,ボデーが汚い状態だと汚れを引きずり,キズだらけになります.そうでなくても知らず知らずのうちにカバーの内側に砂や
ホコリがついてしまうようなので,この点は要注意です.
そして,私にとって最大の問題点,これは実際に買って使ってみるまで気付きませんでした.
そう,雨や雪の日に車を使いたいとき,カバーを外すのが非常に面倒くさいのです.こんな当り前のことに….
車に乗り込む頃には乗員がビショ濡れ,これでは.いったい何のために車に乗るのやら.
実施に使ってみてわかったことなどをまとめてみると…
・車体は汚れないがキズがつく
・リヤウインドー(ビニール製)の曇りの進行を抑える効果あり
・カバーの着脱が思いのほか面倒
・車内さえ見えなければ一定の防犯効果あり
どうやら私は選択を誤ったようです.長期間車を使わないような場合には威力を最大限に発揮してくれるでしょう.そうでない場合は,上記の利点
・欠点を考慮するとウエストラインから上の部分だけ,ソフトトップ周辺を保護するタイプが最適であると考えられます.たぶんそっちの方が値段
も安いでしょうし.
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