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第23話 「筑波オフミ報告 −その5− アイディングM3サーキット試乗」

(作成:1997年5月18日 改訂:1997年7月12日)

(TEXT :O−chan / E36-318is)
一息ついてるとMさんが爆弾発言をしました。
「O−chanチョット乗ってみる?」

エェェェェェェェェェェェェェ!!!!
ホントですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
乗りますぅぅぅぅぅぅ!

シートに座り、ポジションを合わせる…といっても フルバケットで調整方法がよく分からないし、 それほどポジション悪くないのでこのままで行くことにした。
4点式のシートベルトをきっちり締めて準備完了。
クラッチを踏んでみると…・

うぇぇぇぇー 重いぃぃぃ!

なんなんだ、この激重クラッチは??????
シフトもガチガチだぞ!isのようにスパッ入らない。
っていうかシフトゲートが厳密すぎてマージンが無いのだ。
フフフ!要するにレーシングカーってわけだ。
ハッハッハ。
これは俺に対する挑戦だな……とは思わないけど 乗りこなすのは大変だと直感した。

激重クラッチを踏み1速へ。
慎重にクラッチを繋ぎ、ゆっくり発進した。
注意しながらピットロードを出て、2速へ。
うわー!2速入りづらいなぁ…。(かなり不安)
第一コーナーをゆっくり回って車が前を向いたところで アクセルを床まで踏んでみた。

シュワァァァァァァァン!!

ゲゲゲぇぇぇぇー!もう吹けきったぞ。
なんなんだこのエンジンは!!
2速がisの1速のように吹けるぞ!!
こりゃ出戻りさんのM3−3.2も真っ青だぞ!

激重クラッチを踏んで丁寧に3速へ。
といっても、すぐに第一ヘアピンなので、ちょっと加速して、 すぐにブレーキング開始。
ヒール&トゥで2速に入れて……と思ったのに2速に入らない。
おいおい2速はどこなんだ!あ、ここか!
(なんだかシロートみたい!)
ゆっくり進入したからいいけど、全開で突っ込んで シフトミスしたらやばいなぁと思ったので、 残念ながら全開で攻めるのはやめました。
(O−chan偉い!)

したがってヒール&トゥもやめて、進入はしっかりブレーキングして 車速を十分落とし、ブレーキペダルからアクセルペダルに右足をすばやく移動。
一度アクセルをシュワンとアオリ、回転を合わせて2速入れる方法を取りました。
だってこのエンジン、回転落ちが尋常じゃないんだもん。
これならシフトミスは絶対にあり得ないし、シフトロックも防げるし、 クラッチも痛みません。
(Mさん心配しないでね)

この方法で2速に落とし、第一ヘアピンを抜けて全開。
シュワァァァァァァァン!! マジかよぉぉぉ。
すぐに3速へ。ダンロップコーナー手前でどうしてこんなに スピードが出てるんだぁ!
このスピードじゃとてもノーブレーキで突っ込めません。
きちんと減速してダンロップコーナーを抜けて全開。
シュワァァァァァァァン!! なんてパワーだぁ。
…と思ってると、もう第二ヘアピン。
これまたきちんとブレーキングして余裕の減速。
アクセルあおって2速にシフトダウン。
ゆっくりコーナー回って…
さぁいよいよバックストレートだ!

ここでちょっと試したくなった。
これだけパワーあれば簡単にリヤが出るんだろうなぁー。
でもって、出口付近でグィっとアクセル踏んでみたら 案の定簡単にリヤが出ました。
う〜ん、isじゃ不可能に近いパワードリフトかぁー!
面白すぎる。…しばし絶句!
カウンター当てて立ち上がり、2速全開だぁ!
シュワァァァァァァァン!!アッという間に100キロ 3速にシフトアップ。
シュワァァァァァァァン!うひょょょょょょ……
らくらく4速へ。
さらに全開……と思ったけど、最終コーナーが目前に迫ってきた。
4速入れた直後に、ビビッて減速。
最終コーナーの進入スピードがisよりも遙かに高いので (何キロかは未確認)、ハッキリ言って怖い。
(そりゃそーだ!自分の車じゃないもん)
ゆっくり最終コーナーを抜けて第一コーナーを目指した。
そしてもう一周、同じように走りました。

すごい、凄すぎる。
サスとブレーキについては攻めてないのでコメントは難しいのですが、 ブレーキがパワーに対して弱いような気がしました。
あと、タイヤですね、パワーに負けて簡単にリヤが出るので怖いです。
でもこれは仕方ないのかな!?
(憧れのエクスペディアS−02だったら…)
個人的にはシフトがもっと容易にできれば(人間の慣れの問題か?)、 サーキットで2秒以上らくらく速く走れると思いました。
あのクイックシフトではシフトミスが怖くて、突っ込めません。
やっぱり慣れの問題かなぁ???

ピットロードに戻るとオフィシャルが旗で「こっちに行け」と誘導してます。
「え?何で?まさか?」
そうなんです。もう終了の時間だったのです。
ウソォォォォー!!俺のisでのラストアタックがぁぁぁー!
といっても仕方ありません。
パドックに戻り、車を止め、シートベルトを外し、深いバケットシートから 身を乗り出し、極度の緊張感から解放されました。
疲れがドッと出てきました。

目前にMさんが立ってました。
私はコメントを……コメントを……???? あれ??
すいません。覚えてないのです。
私はMさんに最初何てコメントしたのでしょう。
疲れと、緊張感と、興奮のあまり自分の言ったことを 忘れてしまったようです。
その時間帯の記憶がないのです。
私は一体何をしていたのでしょう。(おいおい!)
しばらくして第一ヘアピンの観客席に向かった事は覚えてますが、 それまでの記憶がありません。
サーキット走行って、こうなっちゃうのですね。

その後、ビンゴ大会があり、私はTetsuさんのご好意で タワーバーをもらってしまいました。(ありがとう!)
最後にタイムが発表になりました。
この時初めて自分のタイムを知ったのです。
午前のベストが1分19秒379
午後のベストが1分17秒115
2秒短縮できた。ブレーキ温存作戦成功だ!!!

楽しかった。ホントに楽しかった。
勇気出して申し込んで良かった。
またチャンスがあればもう一度挑戦したい。
今度はリヤタイヤを万全にしてね。
それにスペアタイヤはちゃんと外そう!

今日感じました。isはすばらしいって事を。
140馬力でもサーキットで十分速く、しかも楽しいって事を。
パワーが無い分、テクニックが要求されるってことを。
私はサンライズの方に質問しました。
速いisは何秒くらいで走るんですか?…と。
「13秒くらいで走るよ!」
13秒!……上には上がいます。
その車がサーキット仕様のフルチューンだとしたら、 我がisの限界は15秒台か……。
もう一度初心に帰り、もっと練習しよう。
車って面白いね。BMWっていい車だね。
おたっきーずに入ってホントに良かった。
やっぱり今日も思いました。

(終わり)

アイディング

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