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第31話 「アイディングインプレッション −前編−」
(作成:1997年7月1日 改訂:1997年7月12日)
(TEXT :O−chan / E36-318is)
その日、私は箱根に向かって走っていた。
今日はどうしても箱根に行かねばなりません。
何故かって?
昨日のアイディングオフミで、誰かが言ってました。
『明日箱根でアイディングが集まるらしいよ!』
フフフ、そんな重大情報をこの私が見逃すはずはありません。
だって普通あれだけアイディングにいたらMさんあたりが、
『明日、箱根に集まりますのでよかったら皆さんも来ませんか』
なーんてアナウンスがあってもいいはずです。
それが全くない…って事は何かあるに違いない…。
こうなったら行くっきゃないぜぇぇぇ。
朝6時には西湘バイパスのPAに到着。
しばらく待ったがアイディングは一台も現れなかった。
『仕方ない。ターンパイク入り口で待ち伏せしよう…。』
そしてターンパイクに到着したのは6時30分頃だった。
すでに数台の外車(E36、C200等)がいたが、どうやら
おたっきーずとは関係ないらしい。
誰も私の車を調べようとしないから。
っと思ったら、見覚えのある彼が歩いてきた。
『おはようございます。あれ?ずっといました?』
聞いてみると、今日はニフティの集まりらしい。
私はニフティ入ってないから知りませんでした。
しばらくすると、遠くで勇ましい排気音が聞こえてきました。
グオオォォォォォーン……
き、来たぁぁぁぁぁ!!間違いない、アイディングだ!
私の前を昨日のオフミで見たばかりの大きな羽をつけた
アイディングS−Vが通り過ぎていった。
料金所を出たS−Vは猛然と加速を始めた。
グオオォォォォン(1速)、
グオオオオォォォォォォン(2速)、
ウソ!きっちり回してる!
グオオオオオオォォォォォォォォォンンン(3速)、
げげげ!
この急な登りで3速吹けきって4速入ったぞ!
おいおい何キロ出てるんだぁぁぁぁ!
スゲェェェェ、カッコイイぜぇぇぇぇぇ!!
興奮してると、また遠くから勇ましい排気音が聞こえてきた。
今度はなんなんだー!
おー、白いE34のアイディング登場。
運転者は昨日のアイディングの社員さんだ。
これまたすばらしい加速で登っていった。
さらにさらに興奮は続く…。
今度は排気音のボリュームが違うぞ!
に、2台だ!!
アイディング2台か、いったいどんな車か???
そして2台のアイディング登場!!
一目見て分かりました。
うおぉぉぉぉぉぉ!!
これは待ちに待ったM号とN号じゃないかぁぁぁぁぁ!!
Mさんがいつもの笑顔で現れました。
『おはようございます。来ちゃいましたぁぁぁ!』
後ろには真っ白なM3セダンベースのアイディング。
昨日初めて見たNさんの新兵器です。
『おはようございますぅぅぅ』
Nさんもニッコリ微笑んでくれました。
すごくうれしかった…。
早速エンジンかけて、皆さんの後をついていきました。
しかし動力性能が違いすぎて、まったくついていけません。
特に前車をパスするときのフル加速では、完全に置いていかれます。
『いいもーん。あっちは300馬力級、こっちは140馬力』
でも悔しいぃぃぃぃぃ。
ついて行きたいよぉぉ!!
ターンパイク頂上に上がると数台のアイディングが集まってました。
噂通り、ここで取材が行われるらしい。
ラッキーラッキー、超ラッキー!!
滅多に見れないアイディングをいっぱい見れるぞぉぉぉぉ!!
カメラとビデオ持ってきてよかった。
バシバシ撮りましょう。
それにしてもO−chan、超浮いてました。
まったく関係ない私が写真撮るはビデオ撮るは、やり放題。
Mさん、Nさんがいたからよかったけど、
いなかったら完璧に邪魔物でした。
マジで迷惑かけたかもしれません。
すいませんでした。>Mさん、Nさん
取材も無事終わり、皆さん人の車を見たり、
話をしたりと歓談が始まりました。
私はMさん、Nさんにくっついて、いろんな話を聞かせて頂きました。
そしてそれは何の前触れもなく訪れたのです。
フフフ、そうなんです。
待ちに待ったこのセリフです。
Nさんが言いました。
『O−chan乗ってみる?』
エエェェェェェェェェェ!!
ホントですかぁぁぁぁぁぁ
乗りますぅぅぅぅぅぅぅ!!
こうしてO−chanのアイディングインプレッションが実現しました。
さぁ、次回『アイディングインプレッション −後編−』をお楽しみに!
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