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第6話 「新生活突入」

(作成:1997年5月24日 改訂:1997年7月10日)

(TEXT : YOSHI / E36-323i)
 9月末の木曜(雨)。その日、私はじりじりしながら17:30分がくるのを待ってい ました。
そう、今日は納車の日です。
17:30分、定時終了のチャイムとともに鞄をひっつかんで、「お先に失礼します。」
急いで会社の寮に戻り着替えもせずに、ディーラーへgo〜のはずが・・・(納車費 用をけちったため、ディーラーまで出向くことになっていた)。

 325に乗りこむと、インパネの左側に赤いランプが・・・。「このまえ、ガソリ ンのインジケーターがついたばっかりばから、ディーラーまでなら大丈夫だろう。」 と思ったのが、運の尽き。
 途中、325は別れを惜しむかのように、ブルブルとボディーを震わせます。「えっ ?まだ5リットル近くは、最低あるはずなのに。」と思う間もなく、ガス決でエンジンスト ップ。
雨の中、傘をさしてポリタンク入のガソリンをぶらさげて歩くうち、「この車 の契約をしに行ったときは、前の車のタイヤがパンクしてたんだよな〜。
今度も何かあるんじゃないだろうな。」という不安が一瞬頭の中をよぎります。
「新車だから、大丈夫。」と気を取り直して、ディーラーへ到着。
 書類を書き簡単な説明を受けて、323と御対面です。駐車場に頭からいれてあった ため、323との対面はいきなりリアビューからです。
 ハイデッキのボリューム感のあるリアビュー。雨の水滴をつけたモントリオールブ ルーのボディーが白銀灯に照らせれて、深い豊かな輝きを放っています。
 簡単な操作説明を受けて、ドライバーズシートに乗り込み帰宅。
久しぶりに乗った右ハンドルと雨の夜間走行で、運転は超慎重です。
一番困ったのが、対向車があげる水しぶき。
左ハンドルの時はあまり気にならなかったものの、すれ違い際に水しぶきをかけられると、 一瞬前が見えなくなります。
「ギョエー」、「ギャッ」と叫びながら、駐車場までたどり着いたのでした。
 明後日の休日まで、おあづけを決心してその日はそれで終了。
 オナハンを読んでおこうと車検証ケースごと部屋に持ち返った私は、またまた悲鳴 をあげることになったのです。
何気なく車検証をみると、何と使用者の欄の住所がちがっているではありませんか。
「え〜〜〜、これどうすりゃいいの?」
一瞬、「このままにしておくと自動車税 払わなくてもいいかな?」という考えがよぎりましたが 、何せ公の書類、役所相手にトラブったらまずい。
今から電話してもだれも出んはというわけで、翌日、即ディーラーに連絡を入れます。
ディーラーさんがその日のうちに陸運局に出かけてくれて、新しい車検証が郵便で届き、 この騒ぎ一件落着とあいなりました。

 323を買って変わったこと、
   1.車好きになった。
   2.運転がとっても楽しくなった。
   3.どこに行くのも車になった。
   ・・・
 単純ですけど、この言葉の深〜い、皆様ならお分かりになっていただけますよね。

次回 第7話で 323のインプレッション(前編かな?)をお送りします。
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