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第7話 「インプレッション vol.1 〜エクステリア&エンジン〜」

(作成:1997年5月25日 改訂:1997年7月10日)

(TEXT : YOSHI / E36-323i)
 さて、納車後の323のインプレッションは?。その前に、もう一度簡単に車につ いて復習しておきましょう。
96年式 E-36 323i
セダン 右ハンドル プラスパッケージ(サンルーフ、シフトノブ・シフトゲート・ インテリアにナビシート側のパネルがウッド仕上、純正ホイル(195-60-15))、色 は モントリオールブルーとなっています。


1.エクステリア
 通常のセダンのため、93年式以降のE-36のセダンと変わりませんが、気になっ た点が2つ。
 一つはボディーカラーがモントリオールブルーなので、バンパー下・サイドスカー トのグレーのマテリアルカラーが非常に目に着くという点でしょうか?なんか、いき なりバンパー下とサイドが安っぽく見えて・・・。 しかも97モデルから一気に同色ペイントが標準となってしまったし。(フロントグリ ル+バンパー下+サイドを取り替えて、年式チェーンというありますが、これはまあ 値段を考えたら・・・。)
 アークティックシルバーやダイヤモンドブラックの場合、グレーのマテリアルカラ ーでもボディーカラーと同色系なのでまだ良いのですが、モントリオールブルーには どうも合わないという気が個人的にはします。(ボストングリーンだとどうなんでし ょうか?)最近、特に気になっている点です。
 
 もう1点が、マフラー形状。3シリーズはE30のときからシリーズの最高モデルの み2本出しを施してきました。(ということは、2本出しは3シリーズの中でのステ ータスの証?) 323のマフラーも当然、寂しい1本出しでリアからシングルの細めのマフラーがい かにも「にゅっ」といった感じで出ています。これだけはどうにかしたくて、マフラ ーを交換するお金もない私は、とりあえず純正のテールトリムを装着しました。価格 は(確か)パーツ代が2700円、1本出しは止むを得ないとしても、ちょっと見、 外見上はステンレスのオーバル状のちょっと太めマフラーとなり、まずは納得です。
 これは、お勧めアイテムですね。

2.エンジン
(エンジン音)
 アルミ化により、M52はエンジン音がかなり低めに抑えられています。アイドリ ングでは若干金属的な「シュルシュル」といった感じのエンジン音で、車内にいると 聞こえてくる音はかなり小さくアイドリング時のエンジン振動の感触も殆ど無し(エ アコン使用時は、若干あり)といったレベルに抑えられています。
 3000回転後半あたりから、エンジン音が「クォーン」とちょっと高めの音に変 わり(VANUSのせいか?)ますが、不快感は全く無し、エンジンの回り方がタコメー ターとエンジン音で目と耳とで一度に楽しめます。エキゾーストが特にうるさくなる ということもないので、エンジン音がたっぷり楽しめます。
 またノーマルマフラーでは、エキゾーストもかなりのレベルまで絞られているため 、音の点での快適性は二重丸。ご家族のいる方には、お勧めできます。音については 、M52エンジンの特徴の一つだと思います。
 ただし、好きな人には物足りないと感じさせるでしょう。(この場合は、社外品の マフラー交換が手取り早いでしょうね、やっぱり。)

(レスポンス、トルク/パワー感)
 レスポンスに関しては、パーキング状態ではそこそこの反応をしてくれますが、走 行時には5速ATとの関係もあっていま一つの感が残ります。トルクは、アルミ化し て同じ排気量ながら低速トルクを稼ぐほうに振って、出力が落ちたといわれています が、ちょっと疑問を感じます。低速トルクがちょっと弱々しく、パワーバンドにのる までは少々まどろっこしい感じがします。
 これらについては、5速ATとの関係を含めて次回以降別の項で詳細をお伝えします。

 次回は、インテリア、AT、その他についてお送りします。
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