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第８７話　「ドレスアップするつもりが・・・」

（作成：２００７年４月１日　改訂：２００７年４月６日）
（TEXT : RON / E39 530i）

６年振りに01年式E39・５３０ＭスポーツにてＢＭＷオーナーに復活しました。
このクルマとの出会いというか、購入のきっかけについて少々。

実は、５３０の前に乗っていたのは諸事情により01年式のカマロ・スポーツクーペ(3.8LV6)でした。
短いホイールベース、リヤサスはリジットアクスル、機械式LSD付き、とＦＲの原点みたいなクルマです。
スイートスポットの狭いハンドリングのおかげで、速く走らせるには神経を使う反面、丁寧な操作を身に付けることができました。
それこそ、雪道ではドリフト状態でコーナリングし、振り替えしで向きを変えるなんてオバカもできました。

ところが、今年の２月に仕事の関係で、輸入車（ドイツ・アメリカ・イギリス・イタリア・スウェーデン・韓国）を 一気に30台近く試乗することがありました。
そのとき改めて「ドイツ車のハンドリングって良いな」と以前乗っていたE36/E46の記憶が蘇ったのです。
そうなると、もう止まりません。
仕事が一段落した３月になると、ソッコーでオークション業者さんTEL。
予算の関係で中古となりますが、以前から欲しかったE39（530か540狙い）に白羽の矢を立てました。
そんな経緯を経て、この530Ｍスポーツは３月中旬に納車。

ハッキリ言って、Ｍスポーツはハイラインより価格が高めで予算的にはギリギリでした。
ただ、ハイラインを買ったとしても、ホイールを大径化したり、エアロ、サス、シートは変えるつもりだったので、 Ｍスポーツにしたことで結果的には安い買い物になったと思います。
さらに、購入した５３０Ｍスポーツは、リヤ３面スモークやＣＤチェンジャー、ETCが付いていて、 とりあえず何も手を加える必要のない仕様になっていました。

とはいえ「自分のクルマらしく」と思い、手始めにナンバー灯とイカリングのホワイト化を施そうと動き出しました。
ところが、ココで早速と挫折。
イカリングのバルブは反射板と一体型で、市販品はLEDしか出ていないのです（たぶん）。
しかも、その価格は２万円超。
ナンバー灯も2500円（コチラはブルーの球）と通常バルブの４倍。
一般的な白い光のバルブでも1000円以下と考えると効果に対して高価すぎ。

結局、この予算はスタッドレス用にとヤオフクで落札した純正16インチホイール（ハイライン用）へと 実用品に流れることになりました。
このホイールを見つけたとき知ったのですが、330はブレーキローター＆キャリパーが 大きく17インチホイール以上でないと装着できませんが、530は16インチが付くのですね。
おかげでカマロに装着していた16インチ・スタッドレスタイヤ（外径がピッタリ同じ）を流用できて、 貧乏なお財布を労ることができました。

次回は、トランクスルー自作計画についてお知らせできると思います。

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