[メンテ１７]
（←前）
（次→）
第７話 「最後のトラブルとマフラーの話」
（作成：１９９８年３月９日 改訂：２００６年９月１７日）
（TEXT : OZW / E34-ALPINA B10 Biturbo & E32-750iL ）
皆さん、お待たせしました。(誰も待っていないって(^^;;)
B10メンテ第７話。久しぶりの自己ネタです。
第４話の続きということになりますね。
これまでリアサスとクラッチ交換、エキマニからの排ガス漏れの
修理を保障期間中のクレームでやってもらいました。
もうないかと思っていたら、まだ出て来るんですね。
その日は久しぶり学生の時の友人達と会い、何か美味いものでも
食いに行くかということで、わざわざ東京から大和市まで出かけ、
昔話に花を咲かせました。
駐車場に戻ってエンジンをかけ、エアコンのスイッチを入れると、
我々のニンニク臭い息に混じって、微妙にクーラント液の臭いが
、、、、。
「おいおい今度は、ラジエターか！」と嫌な予感を抱きつつ、い
ろいろ見てみましたが、暗いせいもあって漏れている箇所は発見
できません。それにボンネットの中では臭いはないようです。
ということは、ヒーターラジエターか、そこに行くホースのどこ
かから漏れていると勝手に決めつけ、エアコン関係をオフにして
おけば問題なしということで、いつものペースで岐阜まで帰りま
した。
翌日、いつも行く工場(パーフェクト)に持ち込んでみると、案の
定ヒーターに行くホースのクランプ部分から漏れていました。
作業は自分でやったので、部品代1000円だけで修理完了。
でも室内はクーラントの臭いが少し残ってます。この臭い、ずっ
と嗅いでいると気持ち悪くなるんですよね。
それで、エアコンの消臭スプレーを自分で買ってきまして１本丸
ごと使い切って処理しました。1200円。
これで完璧です。(^_^)
１週間後、ちょっと急ぎの用で横浜まで出かけました。シフトダ
ウンを繰り返す、いつもよりは少々ハイペースで走ってますと、
海老名辺りでいつもより水温が高いのに気づきました。ちょっと
飛ばしすぎたかな、と思いましたが、インターを降りると水温は
下がりましたので、たいして気にもしませんでした。
仕事を終え、車に乗り込む前に念のため水量を調べてみますと
、、、、
「無い」「全然ない！」
ひぇ〜〜っ。こんなのでよくオーバーヒートしなかったものです。
早速、またまたニコルに入院です。
ラジエター本体が逝ってしまっていたようです。
ラジエター、及びラジエターホース各種交換。全治３日間でした。
さて、これで保障期間は終わりです。
表題の「最後のトラブル」といっても、保証期間中最後のトラ
ブルというだけのことです。タダの修理はこれで終わったという
ことですね。
ニコルさんは、この時きっと胸をなで下ろしたことでしょう。
なにせ真顔で「あなたにこの車は売らなきゃよかった」って言
ってくれましたからね。(笑)
そんなこと言われたって、こんなに壊れる車を売る方が悪いん
ですよね。
そう思いませんか。
ところで、第４話でお話ししたビターボのエキマニの取り付け
ボルトの折れてしまうトラブルですが、どうも根本的な構造上
の欠陥が原因のようです。
会員番号1128の浦部さんも同じトラブルに見舞われたそうで、
マフラーにも穴が空いていたこともあって、ついでにマフラー
交換となったそうです。
「取り外したマフラーを持ってみると、すっごく重い！２０
キログラムはある感じです。マフラーはぶら下がっているだけ
ですから、こんなに重ければ、エキマニに負担がかかるのは当然
です。
サブタイコは２本のパイプが集合しているみたいだし、パイプも
変な形につぶしてあり、効率が良くないのが外観からも分かり
ました。ばらして中を見てみましたが、吹き返しを呼びそうな所
にプレートが出っ張っていたり、とても褒められた作りではあり
ません。それで４９万円（ニコル調べ）！！なんかがっかりし
ちゃいました。」
私も89年最終型の6シリーズベースのB10のマフラーを取り外して
みる機会があったのですが、はっきり言って、ろくな物ではあり
ませんでした。
(5万円で買えるなら、すばらしいマフラーですが、50万円もする
なら、ろくでもないマフラーと言わざるを得ません。)
浦部さんによると、ビターボには、M5のマフラーがパイプ径も
取り回しも同じようで、ぴったりはまるそうです。
私は今のマフラーが寿命になったら、特注で作ります。
浦部さんは、今制作中だそうです。
いずれ、この報告も出来ると思いますので、楽しみにしていて下さい。
＊購入後、走行5000q 3800q〜5000qの平均燃費8.1q/l
今回のメンテ費用2200円 累計のメンテ費用15,400円
[メンテ１７]
（←前）
（次→）