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第3話 「IDINGとの出会い その3〜ホイールに思いを馳せ枕を濡らした日」
(作成:1998年4月5日 改訂:1998年4月12日)
(TEXT : てっちゃん / E36 325i IDING 3.0 )
6年程前に今の325(‘92年度モデル)を購入。しかしエンジンはE30に比べると重く
出だしの鈍臭い車でしたが、とにもかくにも念願の“325”です。
「大切にしずしずと乗ろう!」と心に誓いました。
1年が何事もなく過ぎ去ったある日のことです。
店頭に並んだCGを立ち読みしていると店のおねえちゃんが・・じゃなくてですね、広告ページに
“アイディング325-S3完成間近”とカラーで掲載されていたのです。
モーリシャスブルーの車体に、現M3-SVに装着されているBBS製の鍛造7本スポーク18インチ
ホイールを履かせた状態で!
「おおっこのホイール、やっぱかっこええぞ!」・・実はこのホイール既に市販されていたもので
すがE36用は製造されてなかったんです。
でっ、広告を見た瞬間「325-S3完成を期に36用も発売になるのか!?」と淡い期待を抱きながら
アイディングの電話番号を記憶しそのまま公衆電話へ走り、「CGに出ているホイールについて
何ですけど・・」と問い合わせたところ無情にも「あーっあれですか。う〜ん実はあのホイール宣伝用に
装着しただけで、実際にE36には装着出来ないんですよ〜…すいませんです。」とのお言葉。
諦めきれずに「ホイールアーチ加工してもダメなんですか?」と問いかけましたが電話の向こうの声
は「すみません、フェンダー加工すれば良いのですが現状ではどうしようもないんですよ・・」
「・・そうですか・・しょうがないですね。」とため息とともに電話を切りましたが、悔しかったですね。
一目惚れしたあの子に告白する前に逃げられた(?)気持ちとでも言うのでしょうか。
その後、5スポークのホイールを購入したんですけど、今考えるとタイプ的に似たものを買った
様に思います。
余談になりますが、それからしばらく後にM50ベースのアイディング3.0Lエンジンが発表
となり、時を同じくして325-S3の紹介記事が紙面を飾りましたがその足下は7本スポーク
ホイールではなく金色に輝くBBS・RG−151(DTM)が組み込まれていました。
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