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第49話 「ついにHID化!の巻」

(作成:2000年7月15日 改訂:2000年7月17日)

(TEXT & PHOTO : Nobuta-S / E34 525i )


別にE34−M5はHIDではないのですが、E34の数少ない不満の一つが 「ヘッドライトが暗すぎる!」でした。
当時出始めたHID風バルブも一通り試したのですが、早いものは2ヶ月と持たずに 切れてしまいますし、1セット7000円〜8000円のものを4種類も試しているうちに、 3万円近くがバルブ代に消えていき、「これではいけない」と思うようになりました。

その頃街にどっと出てきたトヨタのセルシオやアリストのHIDの素敵な事、うーむ トヨタ車ごとき(トヨタの皆さん、申し訳ありません)に天下のE34は1個所なりと も劣る事があってはならない!
クールランニングの社長に早速電話してみました。
「E34は初めてだけど、E32でできたからやってみましょう!」との力強いお言葉に、 早速その週末、装着に出向きました。
作業はさすがにE34は初めてとおっしゃるとおり、難航しましたが、約6時間後あ の憧れの「青白い閃光」を手に入れる事が出来ました。
(その節は、お世話になりました。あれから2年3ヶ月、本当にHIDのバルブは寿命が 長いですね!>社長)
当時中橋会長がおっしゃられていた通り、フォグランプの要らない明るさには びっくりでした。
最初は後ろからライト上向きの車に照らされているのかと思ったら、 自分のライトの出す光である事が分かってその光量に2度びっくり!!
といった調子でした。


Nobuta-S


HID(性懲りもなく「M5」エンブレムを付けて記念撮影)


Nobuta-S


その後ライトチューニングは、英国仕様(ヒゲ付)レンズ&リフレクター への交換迄いきました。
上の「バルブだけHID」にしたものと見比べると、キラキラ感が 違うと思います。
実際に光量はさらに4割ほど上がりました。
尚、ポジション球はポ○ーグミラクルホワイトバルブ。

そして、夜のドライブがすっかり楽しくなった筆者に恐ろしいトラブルが忍び寄っ ていたのです。
いや、本当は分かっていながら、どうにも出来ずに、その日が来る のを待っていたのかもしれません。

・・・あの悪評高きZF製5ATがついに壊れるのです。
「どーして、どうしてこんなにシフトチェンジのたびに背中を蹴っ飛ばされるような ショックがあるのか?何故ゆるい上りのスロープで、まるでABSでも作動した時のように 《カクカク》動くのか!?」
(一般に、ツインカム化された525の5ATはJATCO製といわれ、私も壊れて、 初めて初期型ツインカムにはZFが乗っていた事を知りました)

何とか私は、奇跡の復活を願ってアガキました。
 *ATF交換!
 *マ○クロロンも添加!
 *更にレッ○ラインATFに交換!
し、しかしながら・・・最後にATF交換したのをきっかけについにZF5ATは 逝きました。

じつは、E30モスラさんが幹事をされたあの伝説の「大黒オフミ」に向け、ついに!
18インチMパラレルスポークをオーダーしたところでした。

ディーラーに向かう525!
「トランスプログラム」の警告を点けっぱなしにして、 「カクカク・・・、かくかく・・・」、 それこそ這うように進んで行きました。
そして、サービスの前まで辿り着いて、動けなくなった525を眺めながら、 「よし!お前の事はこのNOBUTA様が一生面倒見てやる! 陽光輝くバイエルンに生まれながらどうした運命か極東日本の地にきて、こんなと ころで鉄屑にしてしまうものか!私の愛車となったからには、責任を持って、絶対 幸せにしてやるからな! (またもう一段階、頭がおかしくなったようです)

その頃どなたが、おたっきーず読者の声にそのようなことをUPされていました。
まさに我意を得たりでございました。
そう、私は誓いました。
その日の決意は今も変わりません(きっぱり)。
リビルトAT交換50万円コースでした・・・。

さて気を取り直して、次回は、「ついに、18インチ化!の巻」です。


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