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第51話 「M5リアガーニッシュの装着の巻」

(作成:2000年7月19日 改訂:2000年7月24日)

(TEXT & PHOTO : Nobuta-S / E34 525i )


当初は、一体どこで買う事が出来るかすら分からなかった、M5用の黒一色のリア ガーニッシュですが、おたっきーず推奨の今ではすっかりメジャーな存在となった 某ス○ディ横浜で、何と工賃込み8,000円で取付が出来ることがわかりました。
分かった以上は即、取付をお願いする運びとなりました。

その頃私は、もう一つ、つまらない事に気がついていました。
それは、M5のトランクキーシリンダー(写真1)とノーマルのそれ(写真2)とでは 、形状が異なるという事でした。

つまり、M5のキーシリンダーには、「黒いリング」がかませてあり、リアガーニッシュと シリンダーの間の隙間が少なくなるようになっているのに対し、525にリアガーニッシュ だけを付けるとガーニッシュとキーの間に大きな隙間が空いてしまうのです (当然開けにくいです)。

最初は、リングだけ買えば良いのかなと安直に考えておりました。
ところが、シリンダーごと交換しないといけないのでした。
もしそうすれば約5万円のコストの他、リモコンドアロックを付ければ問題ないとはいえ、 キーも2種類になってしまう事が分かりました。
これは、もう少し研究して別の手を考えないといけないなーと思いました。

写真1:
M5の
トランクキー
シリンダー

Nobuta-S

写真2:
ノーマルの
トランクキー
シリンダー

Nobuta-S


トランクキーシリンダーだけでこれだけこだわれる私は、 「まさに馬鹿!“偽M5バカ”よの!」 と思いながらも研究は開始されました。
まずM5のリアガーニッシュを外してみると写真3のようになっています。
更に黒いリングを外した状態が、写真4です。
リングをかませる部分の径が一回り細くなっている事をご確認いただけると思います。

写真3:
リアガーニッシュを
外したM5

Nobuta-S

写真4:
更に「リング」も
外したM5

Nobuta-S


それから、M5には、リアガーニッシュがしっかり装着できる様、写真3の通り、 取付用の穴が空いている事も学びました。

そこまで研究した私は、決めました。
「自作しよー!」
シリンダーを別に作るほどお金に恵まれていませんし、ガーニッシュをしっかり取 り付けるためボディ側に「穴」を開けるのもはばかられたからです。
黒いビデオテープケースをチョキチョキ切って、外径43mm、穴の内径23mm のリングを作って、ノーマルシリンダーにはめ込んで、廻りを粘着ゴムで固定しま した。(写真5)

写真5:自作パーツ!


Nobuta-S


また、リアガーニッシュをM5同様「キッチリ」装着するために穴の場所に両面テー プの他、粘着ゴムを挟み込む事により、M5同様のかっちり感で装着する事が出来 たのでありました。(ぁー疲れた・・・)
そして、リアガーニッシュをしっかり取り付けて偽M5度が一層上がった525i にすっかり満足して、 大黒オフミを待つ筆者でありました。

写真6:リアガーニッシュを装着したリアビュー


Nobuta-S


次回は、「大黒オフミでお勉強の巻」です。


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