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第59話 「日本平5シリーズオフミ!それは、私たちの特別の日!の巻」

(作成:2000年8月5日 改訂:2000年8月6日)

(TEXT & PHOTO : Nobuta-S / E34 525i )


■芝生オフミ5兄弟

1999年4月17日、それは私たちE34乗りにとって、特別の日となりました。
日本平ホテルを舞台に開催された「5シリーズオフミ」は、その日を境にお仲間の幅 が一気に広がった記念すべき日です。
おいもさん、みやちゃんそして、最後まで日本平のオフミ会場となった日本平ホテルに 居残り、芝生のところで方向転換する途中で(もちろんホテルの方の了解は戴いています)5台 ならべて最後の記念撮影!
番外編の「日本平芝生オフミ」はこうして行われました。
岩野お師匠、TAMOさん、そして奈良のskoyamaさん、名古屋のダイケンさん!!
「わー、E34仲間も全国区になったなー」と、とても嬉しく思いました。

写真1:日本平芝生オフミ5兄弟

 Nobuta-S

思えば、それまでというものどのオフミに出かけても圧倒的台数のE36勢の中、E 34は1台だけ!?というような肩身の狭い思いをしていた私たちが、一念発起し、 その日を機会にE34乗りの輪を広げることを互いに誓い(!?)、がんばってきました。
そうして、いよいよ、2000年9月16日、再びE34は日本平を目指す!の であります。
いまBM小僧さんがご案内しています 「E34オフミ 目指せ100台!! in日本平」は、こうして企画 されました。
E34乗りの方でご興味ある方がいらっしゃいましたら、ぜひ、幹事のBM小僧さんまで 連絡を取ってみて下さい。

さて、「5シリーズオフミ」は、うちの525にとっても別の意味で記憶されるべき 日となりました。
そう、ついにクーラント漏れが顕在化したのです。
それまでも何故かクーラントが減るわりには、別に駐車場にクーラントが滴れた後が あったわけではないですし、強いていえば、ボンネット裏のインシュレーターが湿っている 事はありました。
それにしたって、「またウォッシャーパイプからウォッシャー液が漏れてるのかなー ?」くらいに思っておりました。
ところが、この日明らかに緑色の液体がフロア下から漏れ出していたのです。
「う〜ん!やはり、高速走行の負荷に耐え切れず、どこかから漏っているのだな!」
日本平オフミは、ダイケンさん、skoyamaさんの西に向かう組と岩野お師匠、 TAMOさん、私の東に向かう組に分かれて、それぞれ帰路につきました。
そのまま東京組の3人はデニーズでお茶しながら深夜2時まで熱いE34談義に花を咲かせ たのでありました。
そして、すっかり嬉しくなった私は、「この日と記念して、我々3人を“偽M5三兄弟”と 呼びましょう!」と提案しましたが、お二人のE34は本物M5ですのでアッサリ却下 されましたが、岩野お師匠のオイル漏れ、私の525のクーラント漏れで「漏れ漏れ兄弟」の 方は、採択されました。・・・
カッコが悪いので誰も名乗りませんでした(^^;



■525i、水廻りゼッ不調 !

そうして、日本平オフミより戻った私は、早速525の点検をお願いに行きました。
その結果、クーラントのリザーバータンク脇にある「エア抜きのオーリング」から、 クーラントの蒸気が吹き上がっているようなのです。
早速オーリング(80円)を交換して、取り敢えず様子を見る事となりました。
しかし、いつもの通りその対処は裏目に出ました。(@@)
実は、オーリングが取り付けられている「ラジエター本体」の方に小さな亀裂が 出来つつあったようなのです。
それをオーリング側をしっかり取り付けてしまったものですから、負荷は勢いその亀裂に 向かって掛かっていきました。
しかしながら、その頃は、そんなことになっているとは、夢にも思わず、ちょっとでも クーラーの負担が減ったら良いな、とスモークフィルムを貼ってご機嫌な筆者でした。
作業は、おそらく日本一安い!?オート○エーブにお願いしました。
リア3面で1万6千円ちょいでした。

写真2:リア3面スモークフィルムの装着
(思えばこの頃が一番“恐い感じ”のエクステリアだったと思います。)

 Nobuta-S



■命名! N5!!、そしてオフミ狂い!?の日々!!
そしてその夜(4月29日)TAMOさんに誘われるままに「多摩センターデニーズオフミ」 にお邪魔しました。
そしてそこで、DADAさん、BM小僧さん、アマゾンさん達にお会いしました。
その日に、私の記憶が確かであれば、うちの525はDADAさんから、「Nise(偽) M5」と「Nobuta−S」の両方のイニシャルをとって、「N5」なるニック ネームの拝命を受けました。
「うーん、いかにも怪しげで素敵なネーミングだ!!」
筆者もすっかり気に入って自らも「N5」と呼ぶようになりました。
さらに、5月15日の宮田さん主催の港北PA「夜会」への参加、(その日を皮切りに、それから 今日までに、TAMOさんによると80回近いE34港北オフミが開催されたそうです。)

その直後の5月22日、「N5」は最初の「クーラント吹き上げ」に見舞われました。
ご自慢のM5フロントスポイラーを緑色に染めて、本当に苦しげな様子に、「ちょっ と待ってろ!今楽にしてやるからな!」私は、直ちにエンジンを切り、ディーラーに 対処法をもとめました。
「取り敢えずエンジンを冷まして、クーラントの補充とエア抜きをして下さい。」
幸いすぐそばに、昭和シェル石油の割合大きなガソリンスタンドが見えました。
そして、しばらく後、エンジンから「カリカリ」とノッキング音をさせながら、 「N5」は、スタンドの辿り着きました。
そして約1時間ほどで、応急処置は澄み、ディーラーまでの約4kmの道のりを何とか走破し、 入院しました。
しかしその入院では、結局患部を特定できず、何も修理されずに戻ってきました。
「もう少し様子を見て下さい」とのディーラーの弁に、一抹の不安を感じながらも、 「まあそういうことでしたら・・・」

6月12日にはDADAさん主催のE34だけの「舞鶴舟盛りオフミ」。
そこでのFUKAさんとの出会い!
6月19日には風呂屋さん主催の「第1回はじめましての会」でふにゅ^2さんとの再会!
6月26日には、TAMOさん主催の「港北オフミ」に参加!



■N5フルレザーインテリアをGET!

7月3日には、BM小僧さんに誘われて「540i内装チェックオフミ」、そうして 7月20日にス○ディ横浜にてワケアリ540iからの本皮内装一式コンバート、 もとのN5のリアシートはシゲルさんにもらっていただいて、そのまま「都築PAオフ ミ」へ!

写真3:すっかり豪華になったN5インテリア!本皮ヒーター付パワーシート、ド ア内張り一式15万円のお買得価格でした。

 Nobuta-S


写真4:コンバート前
(ノーマルのファブリックシート)

 Nobuta-S


写真5:コンバート後
(540から移植したシート&ドア内張り。でも本当はMスポーツシートが欲しい・・・!)

 Nobuta-S


写真6:535i以上にしか装備されないリアシガーライターもしっかり装着
(但し、配線はきてません。全くのダミー)

 Nobuta-S


7月24日港北「夜明けの会」KUSHIさんデビュー!!
オフミに継ぐ、オフミにもうワハハ状態!
「家庭崩壊」が危惧されるばかりでした。
(それからは家庭持ちの皆様は、“家庭とE34の両立”に涙ぐましい取り組みを されたものでございます)
8月7日「ジョナサン府中本町オフミ」参加。
実は、もうこの頃「N5」は100km以上の連続走行は出来なくなっていました。
いよいよクーラントの減りが顕著になったきていました。
オフミに参加して、また帰路に就くまでにリザーバータンクは、空っぽ。
ファミレスで水を汲んでは、補充して、家に戻るような調子となっていました。
(7月末の風呂屋さん第2回はじめましての会参加は断念せざるを得ませんでした・・・残念!)

8月9日オート○エーブで「4面透明断熱フィルム」に貼り替え。
夜間、後ろが見えないのは、パトカーに追尾されても気づかないとか、やはり恐いで はないですか!?(2万円)

写真7:これで赤外線紫外線はほとんどカットの優れもの! もちろん視界良好!!

 Nobuta-S


8月12日サ○ライズにてE39−M5用フットレストを加工して装着。
(今では純正アクセサリーカタログに載ってます:約1万円)

写真8:やはり足の置き場がしっかりするとコーナリングが安定します。

 Nobuta-S

8月13日、私は、インテリアの仕上げを急ぎました。
当時おたっきーずの紹介SHOPでありました「ロ○ソンレザー」にお願いして、 ドア4枚のコンパネ部のワンオフ制作をお願いし、ドア内張り4枚を外してお預けしました。
7月にコンバートした540iの内装はきれいだったのですが、やはりコンパネ部に浮きの 兆候が見られました。
そこで、一旦全て外してベースのビニール部分の貼り直しとセンターのコンパネ部は新規に 型からフルレザーで作成いただく事としたのです。
「これで5万円は安い!!」 お世話になりました。

次回は、「N5“水廻り”の最期・・・しかし不死鳥(羽付き)のようによみがえる! の巻」です。


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