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第60話 「N5“水廻り”の最期・・・しかし不死鳥(羽付き)のようによみがえる!の巻」
(作成:2000年8月6日 改訂:2000年8月10日)
(TEXT & PHOTO : Nobuta-S / E34 525i )
ついに、1999年8月19日、飯田橋駅付近で「N5」は再び大規模な
「吐クーラント」に見舞われました。
水温計が「クイッ、クイッ」と上がっていきます。
やむなく、エンジン回転をあげて強制的に冷却します。
前を走るタクシーが慌てて道を開けます。
はたから見たら“アクセルを空ぶかしする品格の無いBMW”にしか見えなかったと
思います。
何とか家に辿り着きました。
「よし、いよいよ今週末は再入院だ!」そう決心しました。
週末の8月21日、「N5」に取り敢えず水を充分に補給し、ディーラーへの
4kmの行程にチャレンジしました。
しかし、すでに「N5」には、無謀な作戦だった様です。
ディーラー手前2kmでついに水温がレッドゾーン一歩手前まで行ってしまいました。
「これ以上無理してオーバーヒートさせたらエンジンを傷めてしまう」
私は、とめやすそうなところを選んで「N5」を駐車し、おもむろにJAFに
出動要請しました。
写真1:JAFを待つ「N5」、これが動かないなんて信じられない!
「よし、今度こそ完全修理するから、がんばってくるのだぞ!」
写真2:レッカーに引かれて堂々とディーラーに向け出発する「N5」
いつもの担当の方も恐縮至極といったご様子でした。
「今度こそ必ず、完全に直して下さい。そして、物はついでにMリアスポイラーも
お安くつけてね!!」
そうお願いして、一人家に帰りました。(とぼとぼ・・・)
8月27日!ついに「N5」は復活しました。
ピッカぴかの水廻り一式と、念願の「Mリアスポイラー」を装着して!!
ラジエター(リザーバータンク一体)、ファンシェラウド、サーモスタット、ウ
ォーターポンプ、その他パイプ類全とっかえ、羽(リアスポイラー)付き、で27
万円コースでした。
写真3:入院前:水廻りボロボロ
写真4:退院後:水廻り、新車!
写真5:N5念願の「羽」をGET!
(“GMRマフラーカッター”もご覧戴けます)
その足でオートウエーブに向かい、エンジンフラッシング、オイル交換、エンジン
ルームクリーニングをし、明けて8月28日、ロ○ソンレザーへ。
出来上がったドア4枚内張り取付です。
写真6:完成したドア内張り
そして、すっかり新車のようになった内装に満足して、東関道を帰路につきました。
東関道に乗ってものの2km位でまた「パーン!」と警告音が!
「やや、またか!?今度は、何!!??」
インジケーターを覗き込むと「キャタライザー異常高温」の警告です。
早速、携帯でディーラーへTEL。
「んー。キャタライザー本体だと最悪燃えます。焦げ臭さや熱を感じるようでした
らすぐ運転を止めて下さい。そうでなければ追突されない程度に低速でこちらにき
て下さい。キャタライザーの温度センサー自体が壊れているケースも多いです。」
との事でしたので、鼻をヒクヒクさせながら、バックミラーを覗きながら、“追突
されない程度の速さ”ディーラーに向かいました。
ディーラーへは何とか無事に到着しました。
出迎えに出た担当の方は、
「キャタライザー本体だと30〜40万円コース、センサーだけの問題ならば、
2万円弱、いやーたびたび申し訳ありません。」と・・・。
「ハアー、気持ち良く直して下さい・・・」お願いする私・・・さすがの疲弊感です。
多分私の目の下にはクマが出来てたんではないかと思います・・・。
結果はラッキーにも?「2万円コース」の方で済みました。
気がつけばBO3周年オフミの1999年9月18日は目前に迫っていました。
次回は「BO3周年オフミ!の巻」!です!!
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