[メンテ21]  (←前) (次→)

第91話 「M5オイル漏れ対策(クランクシャフトシール交換)」

(作成:2003年7月16日 改訂:2003年9月10日)

(TEXT & PHOTO : Kat / M5)


イタ車や空冷ポルシェみたいに、いつからか駐車場に黒いシミを作るようになってしまったM5くん。
見て見ぬふりしてきたのだけれど、最近とくにオイルの消費量も多くなってきて、 対策しなけりゃいかんなと思っていたところ、前回のショック交換の時にオイル漏れの 原因がクランクシャフトシールであることを特定できたので早速対策してみました。

 Kat
(交換部品)

クランクシャフトシールとボルト(これは再利用不可なんだって)、ついでにベルト類も交換します。
一番下に写っているスロットルケーブルの交換は、今回出来なかったので後日報告します。

 Kat
(こんなものを使ってオイルを抜きます。)

まずはオイルを抜かなければなりませんが、先日MOTULに交換したばかりなので、 ジムニーで再利用します(地球に優しいでしょ)。

 Kat
(えっ、MOTUL300V入れてくれるの?)

 Kat
(アンダーカバーをはずすと、オイルでべとべとだー。)

 Kat
(見えるところは拭いていたんだけど・・・)

ベルト3本はずしてボルト4本ゆるめればクランクシャフトプーリが外せます。

 Kat
(放射状にオイルが飛び散っています。)

ようやくクランクシャフトシールに辿り着きました。

 Kat
(うへー)

ドライバで古いシールをほじくり出して、新品に交換。
この辺は必死の作業なので写真を写すゆとりがありません。

 Kat
(フライホイールもプーリもきっちりバランスがとってあります。)

キレイにお掃除して組みつけますが、ピンがあるので芯出しも特に注意せずに位置が決まります。

 Kat
(清掃したアンダーカバー。なにげにディフューザ形状してるのね。)

全てベルトも新品に交換して終了。

シール交換後500km程走行しましたが、オイルの漏れはなさそうなので成功と考えていいでしょう。

今回の対策効果は体感できる訳ではないですが、心理的には効果大でした。

そうそうMOTULのお下がりを入れてあげたジムニーの燃費が良くなったのは嬉しい誤算でした。


[メンテ21]  (←前) (次→)