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第91話 「M5オイル漏れ対策(クランクシャフトシール交換)」
(作成:2003年7月16日 改訂:2003年9月10日)
(TEXT & PHOTO : Kat / M5)
イタ車や空冷ポルシェみたいに、いつからか駐車場に黒いシミを作るようになってしまったM5くん。
見て見ぬふりしてきたのだけれど、最近とくにオイルの消費量も多くなってきて、
対策しなけりゃいかんなと思っていたところ、前回のショック交換の時にオイル漏れの
原因がクランクシャフトシールであることを特定できたので早速対策してみました。
(交換部品)
クランクシャフトシールとボルト(これは再利用不可なんだって)、ついでにベルト類も交換します。
一番下に写っているスロットルケーブルの交換は、今回出来なかったので後日報告します。
(こんなものを使ってオイルを抜きます。)
まずはオイルを抜かなければなりませんが、先日MOTULに交換したばかりなので、
ジムニーで再利用します(地球に優しいでしょ)。
(えっ、MOTUL300V入れてくれるの?)
(アンダーカバーをはずすと、オイルでべとべとだー。)
(見えるところは拭いていたんだけど・・・)
ベルト3本はずしてボルト4本ゆるめればクランクシャフトプーリが外せます。
(放射状にオイルが飛び散っています。)
ようやくクランクシャフトシールに辿り着きました。
(うへー)
ドライバで古いシールをほじくり出して、新品に交換。
この辺は必死の作業なので写真を写すゆとりがありません。
(フライホイールもプーリもきっちりバランスがとってあります。)
キレイにお掃除して組みつけますが、ピンがあるので芯出しも特に注意せずに位置が決まります。
(清掃したアンダーカバー。なにげにディフューザ形状してるのね。)
全てベルトも新品に交換して終了。
シール交換後500km程走行しましたが、オイルの漏れはなさそうなので成功と考えていいでしょう。
今回の対策効果は体感できる訳ではないですが、心理的には効果大でした。
そうそうMOTULのお下がりを入れてあげたジムニーの燃費が良くなったのは嬉しい誤算でした。
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